本当に、半年経ってようやく届くんだ…。
今日、突然届いていた。
芽依がNICUに入院していた時の医療費の請求が…。
養育医療券を申請していたから、国と東京都が養育医療費を全面的に負担してくれる。
一部負担金の支払いだけで、あとはほぼ支払ってくれる。
もしも、そういった制度が無ければ…
早産で産まれて来てしまった赤ちゃんは、助からない可能性が出てくる。
到底、払えない…
あの、小さな保育器は、高級ホテル並みの施設と同等で…
数百万の医療費がかかっている。
4ヶ月も入院していたら、莫大な医療費になってしまう。
それを援助してくれる、未熟児養育医療の給付制度というものが、あってくれることに感謝する。
今まで、そんな事は、知らなかった。当たり前だけど、考えた事もなかった。
私たちが納めている…
みんなが納めてくれている税金で…
芽依のように早く産まれてしまった赤ちゃんも安心して入院させて貰える。
芽依の小さな命は、残念ながら助からなかったけれど…
それでも、最先端の周産期母子医療センターで出産出来て、最先端の保育器の中での治療、そして二ヶ月の間、芽依を管理して貰えた事を…誇りに思う。
生きて、退院出来なかった事だけが悔やまれるけれど…
私は、これからもそういった赤ちゃんを助ける為にも税金を払っていかなければ…
芽依の入院で、勝手ながらそう思った。
しかし、解ってはいたものの…
今になって、その請求書の封を開けるのには勇気がいった。
「…開けるよ。」
と、旦那さんが言い、二人して息を飲みながら、開いてみた。
まず、5月30日に産まれたので5月の二日分の請求額。
「2,245円」
そして、6月分。
「34,800円」
…7月分。
「34,800円」
はぁ~…
7月分の先はもう無い…。
何度、現実を突きつけられるんだろう。
…こんな風に、死んだあと、芽依奈の名前で請求書が届くのは…辛い。
もう、わかったよ…。
もう、わかったから…。
「元気に退院出来てたら…こんな請求書見ても、なんともなかったんだけどね…。
…辛いね。」
って、二人でガクンと落ち込んだ。
死んでもお金払えって…
当たり前だけど…なんとかならないのかな。
もう少し違った請求の仕方…ないのかな。
東京都に払って…
今度は、市町村に乳幼児医療の助成の申請をして、そして助成金としてまたいくらか戻ってきて…
なんて、ややこしいから直接市が東京都に支払ってくれるとか…。
負担金は、もっと早い段階で算出して貰えて…入院していた病院に直接納められるようにする…とかさ。
なんか、半年経ってからの方が…
静かに寂しさが募っているというか…どんどん増してるから…
まだ、亡くなった直後の方が気を張っていて、支払いも楽なのにな…。
はぁ~。
って、国や地方自治体の内部事情や苦労は、実際問題、一国民にはよく分からないので、勝手にそんな事を思った一日の終わりでした。
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