酸素マスクが付けられた。
これはこれで息苦しい。
意識朦朧とした中で、
旦那さんの顔を見る。
酸素マスクがズレる度に、
旦那さんはそれが気になるようで、キチンと元の位置に戻す役割に徹してくれた。
次女の陣痛の時は、思いっきり尾てい骨をテニスボールで押して、
お尻の穴を抑えて貰う役割に徹してもらった。
あのお尻の押さえがなければ、
私は
あの「いきみたい」
という状態を一人では逃せなかったし、我慢出来なかった。
もの凄く助かったのだ。
今回は、尾てい骨もそれほど痛くならないし、まだまだいきみたくもない。
少し体制を斜めにして、
自力で一回一回の陣痛を乗り越える。
「ふぅ~~~~~。うんっ。」
凄く、上手にいきみ逃し出来てるわよ。」
って助産師さんが誉めてくれた。
「お尻の穴押される感じする?」
「…いえ、まだ…」
私は、意識が遠のいていきそうな自分を必死に支えていた。
…これも最後の出産だ…
…この痛みも最後の痛みだ…
…そう思えば、嬉しい痛み…
嬉しい苦しみ…
…うんと、味わっておかないと…
そんな風に思ったら、陣痛のこの痛みも、貴重な痛み…。
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