「愛の方向性」
これはナノさんからいただいた言葉。
そして8月の傾聴実践維持講座のテーマ。
この言葉を聞くと
4年半ほど前の自分を思い出します
それは 当時高校生だった次男との関係に
揺れ動いていた頃で
あの子と取っ組み合いになって
押さえつけられて
骨折した、あの頃だ。
自己否定と将来への不安で
いっぱいだった次男
当時 キレたあの子の暴言や暴力は
珍しくなくてね。
その時に書いたブログ。
許さないのも愛だ、と知ったのは
この時からだ。
三男四男が生まれる前の私は特に
ホント未熟でさ
私の思い通りにならないと
大きな声を出したり
手をあげてしまったこともあって
だから、、、もう、私の中の罪悪感がハンパなく
次男が今こんなに荒れてるのだって
私が以前したことが返ってきてるんだから
受け入れなきゃダメだ、ぐらいの気持ちだったように思う
だからさ、暴力を振るった後に次男が謝って来たら
いいよ、今度からはしないようにねなんて言いながら
最終的にはいつも受け入れてたんだよね
ダメなものはダメという
至極当たり前のことが
当時の私には言えなかったなぁ。。。
だからね
美奈ちゃんが次男くんを許すのも
もちろん愛だけど、それは愛の方向性としては
間違ってるんじゃないかなぁ
ってナノさんに言われて
許さなくても…いいの？って
私の価値観がひっくり返った気がした。
許すことも、愛。許さないことも、愛。
受け入れることも、愛。受け入れないことも、愛。
真反対のことが自分の中にあって
でも それは全然矛盾しない
どっちも愛だからさ。
次男。７歳。
金曜日、土曜日と次男がうちに来て
なんなら土曜日は酔っ払ってやって来て（苦笑）
酔っ払いの次男は
いつも以上におしゃべりに隙間がなくて
一人でべらべらとしゃべり
私が少々あきれて知らん顔してたら
なんで無視すんのよ〜、なんて言って
私の腕を引いたり（かわええ）
嫁さんもらってじいちゃんとこに帰るかぁなんて
酔っ払いながらも私の実家を気にしてたりさ
昔も今も
私たちはずっと親子で
好きだったり 嫌だったり
愛してたり こんちくしょう！って思ったり
腹が立ったり悲しくなったり
信じてたり 疑ってみたり
いろんな感情を
きっとお互いに折々に感じながらここまで来て
それでも親子でいられてる
それはさ
どんな感情が湧いても
根っこが愛だったからなんだね
そして今の私は
それを感じることができる。
感じる感情のその奥は全て愛なんだ
それを改めて心に深く入れることができた
今回の維持講座でした。
自分に感じる愛は
相手にもきっと存在する愛
相手に見える愛は
私にもきっと存在する愛。
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