今日は三男の卒業式でした。
7時だよ起きなー、って言いながら
あの子の部屋のカーテンを開ける私と
ごそごそ起きだして準備をし出すあの子
今までと全然変わらない
いつもの日常のはずなんだけど
起き出す前のあの子の寝顔が
今日は妙に可愛く感じられたり
あの子も、「この制服を着るのも今日で最後かぁ〜」
なんて言いながら準備してたり
やっぱり、、、特別な日だね。
第一志望の高校が不合格で
入学したこの高校は
次男が色々やらかして卒業したところで
次男と入れ替わるように入学した三男は
入学式の日から
アイツの弟か弟かと出会う先生方に言われて
お前はちゃんと授業出るのか？とまで言われ
おまけに担任の先生は
次男の担任でもあった方で
三男はどんな気持ちで入学したのかなぁ、なんて
私、勝手に不憫に思ってたなぁ。
でも そんな私の心配とは関係なく
「今までの学校生活の中で高校が一番楽しい」
そう行って通うあなたの姿を見て
あぁ、この子は置かれたところで咲ける子なのだと
私は教えてもらいました。
１年から２年に進級する時
クラスから一人だけ
特別進学のクラスに進級することを選び
新しい環境に自ら身を置いて
ただただ一生懸命勉強してきた子
バイトしながら
家にお金を入れて塾にも通って
でも 悲壮感もがむしゃら感もなく
当たり前であるかようにあなたは穏やかで
母さんさ、
あなたがイラついたり怒ったりする姿が
想像できないよ。
離婚してからの私の時間は
あなたと二人で過ごした時間と重なっているから余計にね
なんか特別な思いがあるんだって、、、
私、分かってる。
だって、いっぱい助けてもらったから
あなたにいっぱい助けてもらったからさ
あなたの穏やかさが
あなたの優しさが
ずっとずっと私の力だったよ。
式が終わって家に帰るまでの道すがら
一つの傘に二人で入って
いつになく饒舌なあなたの横で
母さん幸せだなぁ、ってずっと思ってたんだよ
そしたら急にさ
「あれだよ、あれ、お弁当とか毎日作ってくれてありがとね」
なんて言うからさ
母さん不意を突かれて泣いちゃったじゃんね ﾊﾊﾊ…
大好きな大好きな たか。
いつもは写真撮るの嫌がるけど
今日は「いいよ」って言ってくれてありがとね。
行きたかった大学、繰り上げ合格おめでとう。
あなたの頑張りが
この現実を引き寄せたんだ。
絶対そうだよ。間違いない！！！
卒業式の今日は
終わって、そして始まる日。
どこに行ってもどんなところでも
あなたなら絶対にやっていける。
母さんはずっとずっとあなたの最大の応援団だからね。
たか。
卒業おめでとう。
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