１２年前の長男中学受験から始まって
長男の高校・大学受験、
次男の高校・大学受験、
三男の高校・大学受験、
四男の高校受験、、、
わぁ、こうやって書くと
私の受験生の親歴も相当なものだなぁ。。。
ただ、毎年のように誰かが受験してるので
私はかなり慣れっこになっているのも事実で
そりゃもちろん応援もするし
ドキドキすることもあるけど
私の受験じゃないしね、って
どこかで一線が引けていて
息子と一緒に揺れたり
合否に一喜一憂するようなことはありませんでした。
…そう、ありませんでした。
今までは。
今回の三男の大学受験は
目下 蛇の生殺し状態です。
センター受験で１校合格をもらったけれど
本命として受けた大学は
ことごとく補欠合格で
あとはチャレンジで受けた２校の合格発表を待つのみで。。。
補欠合格ならイケるんじゃない？というのは
どうやら昨今の受験事情を知らない私の発想らしく
最近は補欠合格が合格に繰り上がることは
ほとんどないようで。（学校＆塾情報）
絶対合格圏だったところの発表が判った時なんて
三男、こたつに頭を突っ込んで出てこなくてさ
それを見てたら
胸がきゅーっとして
切なくなっちゃってね。。。
ったく、神様はどこ見てんのよ！
って
何度も何度も込み上がってくるんだ。
長男が受験校全落ちした時だって
そんなことこれっぽっちも思わなくて
むしろこれも経験だよね、くらいに思ってたのに
パソコンで
「大学受験 全部落ちた」とか
「補欠合格 可能性」とか検索してて
「悪いことばっかり考えるんだよね」という三男に
引っ張られまくりの私。
三男の受験ごとが私の受験ごとになっちゃっててさ
思いっきり
同一視ですよ。
そしてそうだと分かっていても
瞬間的に湧き上がる感情には抗えず
補欠合格とかケチくさいこと言ってないで
合格させてやってくれ！
…って思うのよ。。。
はぁ。。。
なんで三男だけ、って
自分でも思う。
傾聴を学んできて
同一視、投影、防衛機制 etc
心の仕組みだって勉強してきて
自己一致だって上手になってきてるはずで
課題の分離とか、価値観に介入しないとかさせないとか知ってて
それでも私が今この状態だということは
私自身があの子と一緒に揺れることを選んでるってことなんだよね。
そう、私が選んでる。
あの子は、高校に入る時から
バイトして塾代も払うから塾に行かせてくれと言い
家にお金も入れながら
３年生になってからはほぼ毎日塾に行き
ずっとずっと頑張ってきた。
私と二人暮らしになってからは
私の仕事や体調を今まで以上に気にかけてくれて
「お母さん大変だね」とか「無理しなさんな」って
声かけてくれてね。
母さんはさ、
あなたの頑張りと優しさがあったから
ここまでやってこれたよ
あなたがいてくれたから
離婚後の不安や喪失感を感じることなく
ここまで頑張ってこれたんだよ
あぁ、、、
私の頑張りはあの子の頑張りとくっついてるんだ
だからだね
だからあの子の感情で揺れたいんだ、私。
それぐらい大切な頑張りで
それは大切なあの子だからなんだ。
それぐらい
あの子と過ごしてきたこの２年余りの時間は
私の中でとても大きくて掛け替えのない時間。
そう思うと
ありがとう、だね。
私の大切な人でいてくれて
ありがとう、だ。
あぁ、私、知ってたよ
あの子がどこでもどんな状況でも楽しめる子だって。
その時々の一生懸命を尽くせて
頑張ってきたあの子だからこその選択ができる子だって。
そうだ、そうだった！！！
あの子の人生、私の人生。
近づいたり離れたりしながら
やっぱり同じにはならなくて
これからもあの子は
あの子の道を自分で選んでいく。
そして私も
私の道を自分で選んでいくんだ。
だからさ、
合格させてやってくれ！って思う自分も
許してやろうじゃないか 
ﾊﾊﾊ
ねー！
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