小さい頃から

お父さんは話すのが好きなひとだなぁって

ずーっと思ってた

 

盆正月に母の実家に行くと

母方の親戚の中で

相づちも入れさせないくらいの勢いで

仕事のことや子どものこと(私と弟のことね)

滔々とそして盛りながら(苦笑)話す父の姿は

今でもはっきり覚えていて

 

その横で 母が

お父さんは大げさだけん〜って言いながら

おじさんたちに呟いてたのを思い出します。

 

父は そんな母のことを分かっていながら

それでも構わず話し続ける そんな人で

 

私の息子たちに

モリモリに盛った私の話を自慢げに話す姿を見ると

 

今も全然変わってないなぁって思う 笑

 

 

 

 

 

父と二人で過ごす時間は割とあって

それは 話好きの父の話を私が聞く時間でもありました。

 

 

 

 

父の話ではっきり覚えていることが二つあって。

 

一つは私が中一の時に話してくれた

父自身の子ども時代の思い出話

 

戦後すぐの小学生時代の頃から始まって

就職するぐらいまでの話だったかな

 

父の半生を

まるで大河ドラマみたいに感じて

3〜4時間は聞いていたように思う。

 

 

 

もう一つは、大学生の頃に聞いた

父が好きだった人の話。

 

これはお母さん(私の母ね)にも話したことがない、

と前置きして始まったその話は

 

父が結婚を諦めた人の話だった。

 

 

 

二つの話 どちらとも

なんでその時に私に話そうと思ったのか

何かきっかけがあったのか

 

その当時も全然分からなかったし

今思い出してみてもやっぱり分からないね

 

ただ 私に見えているお父さんにも

今まで生きてきた人生というのがちゃんと後ろにあって

 

それは私の知らない時間で

 

でもそれが お父さんには大切なんだなぁって思ったことを

記憶しています。

 

 

 

 

 

 

 

今年78歳になる、父。

 

 

 

何事にも準備万端な人だから

自分の人生の終わり仕舞いを

きっと考えてるって思う。

 

 

 

 

 

 

父が大切にしてきたこの家は

父が私のおじいちゃんと一緒に

少しずつ建てて出来上がった

宝物のような家。

 

今 私も弟も出てしまっていて

そのあとのことを考えると

不安に思うこともあるのかなって思う

 

絶対口にはしないけどね(苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

離婚を伝えた時に、

こっちに帰って来て一緒に暮らすのは

ちょっと困るけど、と父は私に言いました

 

その時 私、背筋が伸びたよ。

 

自分の足で立つ覚悟と

こっちのことは心配するなと

言ってくれたような気がして

 

美奈子、頑張れよって言ってくれた気がした。

 

 

 

 

 

ねぇ、お父さん

私はあなたの望む娘でいられてるかな

 

私ね、やっぱりお父さんの期待に応えたいと

今でもどこかで思ってるよ

 

そしてその思いは

私のお父さん大好きっていう気持ちそのものだって

思ってるんだ。

 

 

 

 

 

強くあれ、と育ててくれたお父さんの愛を

私は今一度心に刻みます。

 

 

そして感謝を込めて。。。

 

私を育ててくれてありがとう。

 

 

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