ピアニストになる為の道や経験、
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シリーズ『森本麻衣のピアニスト道』
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ピアニスト道113
「24の調には性格がある!!」
皆さん、
調の性格を理解しながら
曲を演奏していますか
何の事を
言っているのか分からない
という方も
言っている意味は分かるけど
実際演奏には直結してない
という方も
ぜひ読んで見て下さい
新しい世界が開けると思います
私のyoutube動画に
コメント&質問を頂きました
今度これ練習してみます!
こんな曲があったなんて知らなかったです!
麻衣さんのインスタやブログなどを見てると素敵な曲ばかりで毎日幸せです!
一つ質問なのですが、
私はよく平均律のアドバイスとして調を意識しなさいと言われます。
もちろん今何調かは分かって弾いているのですが、だからどうすればいいのかがわかりません!何かアドバイス頂きたいです!
これはバッハの平均律クラヴィーア曲集
を勉強するにあたって、
多くの人が向き合う課題ですよね。
悩む人も多いのでは?
私の回答を
ぜひ皆様にも読んで頂き、
何かのヒントにして頂けたのなら
嬉しいです
お返事
こんにちは♫
素晴らしい質問ですね!!
音楽には長調短調があって、それぞれ合計24調あります。ロマン派や近現代でも調の特徴を感じて演奏しますが、最も分かりやすく、最も基本を学べるのがバッハの平均律です。バッハがそれぞれの調のキャラクターを見極めて、それぞれの調で作曲した平均律。時代を経てそれを尊敬し、さらに技術を盛り込み、音楽的芸術的にして作曲をしたショパン、24のプレリュードや練習曲集がありますね。話を戻すと、では、どうやってそれぞれのキャラクターを見極めて曲に反映するかですが、簡単なところをまず比べてみる。
例えば、簡単なハ長調とト長調。どちらも「明るい」ニュアンスですが、では、あっけらかんとした明るさなのか、子供のような純粋な明るさ?、夏?春?の明るさ?社交的な明るさ?明るいと見せかけて実は裏があるような明るさ?黄色の明るさ?白い感じの明るさ?etc...とそこまで考えたことはありますか?
これが短調になると、さらに複雑なニュアンスになってきます。孤独の悲しさ、涙が滝のように流れる激しい哀しさ、逆に一粒の涙がほろり系の哀しさ、暗さ、などなど。
ここでは考えるというか、感じるが正解です。
そこで一番有効なのは、スケールを弾き比べてみると直感的に感じられるということ。曲で感じるには難しいのです、なぜなら既にメロディーも和声もついていて、素敵に加工されてしまっているから。天才の作曲家がかっこよく曲にしてしまっていますから。
スケールとカデンツァをシンプルに弾き比べ、調が持っている性格を素直に感じ、その性格を曲に反映させてみてください。
皆さん、いかがですか?
調の性格について考えるキッカケに
なると
この内容も動画にして、
更に分かりやすくお伝えしよう。
がんばろー