ピアニスト道78
「クラシックコンサート
拍手のタイミング気をつけることとは」
前回ブログに引き続き、
クラシックコンサートで気をつけること
シリーズ
クラシックコンサートで
拍手のタイミングが分からなぁぁい
という方、少なくないですよね
音楽を専門にしてる私も、
たしかに、そりゃそーだ
と思います
クラシックに慣れてらっしゃる方ならまだしも、まだまだこれからよ、という方が分からないのは当たり前です
クラシック曲は長いし、
全曲知るなんてほぼ不可能な曲数があります。
ピアノソロはもちろん
バイオリン曲も、フルート曲など
色々な楽器のソロ曲があり、
トリオやカルテットの曲、
そしてオーケストラの曲も。
沢山
だけどもだけど、
コンサートに行った際には
周りのお客様にまじって
ソツなく拍手をしたいですよね
では、コツは
①周りが拍手したらする
…なんだ、そんなこと
と思いました??
全然それでイイんです。
例えば私でも、曲が終わる時を待ち構えて拍手している訳ではないし、演奏が終わって、演奏者が立つくらいで拍手しているような
そしてむしろ、
ちょっと遅い方が演奏の余韻に浸ってから拍手するようにみえて、かっこいいかも…
ただ、拍手問題で
一番ややこしいのは
楽章の変わり目、
複数の連番の小品 のとき
曲が終わったーと思っても
周りが拍手ぜず、
あれっっ?
と思った経験はありませんか??
この楽章間や、小品間の拍手は
実は 拍手しないことが多いです。
楽章?なんじゃそりゃ〜
と思われる方は
プログラムをみて下さい
第1楽章、第2楽章などと書いてあれば、
一番最後の楽章が終わった時に拍手です。
楽章も小品も少々難しいので
こんな時も「周りに合わせる拍手」で
ノープロブレムですよ
②演奏者の動作に注目
演奏者自身も、曲の終わりは
やっときたー終わりだよー
というオーラが体からでます。
音楽自体も最後に盛り上がる作品が多いので
(静かに終わるのもあります )
演奏者や指揮者の身振りを見ておくことで
曲を把握しやすいです
そんなこんなで何度かコンサートに行き慣れてくると、色々なタイミングがわかってきます
そうなってきたら、嬉しいですよね
音楽と共に
コンサートに慣れてくるご自身の成長も
ぜひ楽しんでみて下さい