ピアニストになる為の道や経験、

単純にピアノの事などを

時系列関係なく 脈絡もなく、

思いたった時に更新する、

シリーズ『森本麻衣のピアニスト道』



ピアニスト道62

「左4の指!みんな苦手!この練習をどうぞ」



普通は

4の指は弱く、使いづらいものパー



しかし

ピアノは、指10本全部を、

均等に使えないといけない楽器キョロキョロキョロキョロ



なぜなら

指にムラがあると、音にムラができる。


コントロール出来ない指があると、

テクニックレベルを上げようと思っても

その指がネックになってしまいますアセアセ






たまたま今日レッスンに来た生徒さん、

左の4の指が

やけに弱くなっていましたもやもや



こうなってしまっても

意識をすれば

大幅に改善しますが


実際、

一人で自宅練習していると

4の指が使えていないことに

自ら気づくのは、難しい。。

特に子供だと尚更難しい。

(だから、客観的に指摘できる先生が

必要になるのだけど)




そこで私は彼女に

次回レッスンまでの

ちょっとしたトレーニングを

宿題に出しましたバイバイ





彼女と同じように4の指が弱く、

4を動かそうと思ったら隣の3や5の指が動いてしまう=指の独立が出来ていない

問題がある方にトレーニング方法をご紹介しますクローバー




トレーニングといっても

5秒くらい 笑



特に今日の生徒さんはお子様なので

飽きないように

短時間で、簡単にできるものを

一つだけ伝えましたウインク



このような私が考えたトレーニングや練習の仕方は、沢山沢山あります。

また少しずつご紹介出来たら良いですねキラキラ



では、いきます。




【指の独立の練習方法】



(1)

ドミソの和音をのばして弾く。

※この時、絶対に力を入れない。

腕の力を抜き、鍵盤が上がってこない程度にドミソに指を置いておく感覚。


(2)

レとファをふわっと鍵盤に置く。

レは鍵盤にくっつけておくが弾かない。


(3)

ファだけピアニシモで最小の動きで弾く。

※音が鳴らない程度でOK!フォルテで弾くと、腕で弾いてしまうのでNG。腕で弾くのではなく、指の付け根から指先のみで弾く。




おわり。

これだけ!




ファファファファファ〜

と、5回くらい毎日弾いてみて花束

でも、絶対に

正しいやり方で。


やり方を間違わなければ

脳を真剣に使わないとちゃんとできない事が

お分りになると思います。

左右やると尚良しです。




【注意すること】は、

ファファファ〜と4の指を動かすと

大体の方は、

まず3の指が浮いてきますが、

浮かないで。

すると、

「浮かない」と頭で命令するので

逆に、

ドミソの和音を力で鍵盤の下に押し付けてしまうけれど、それは絶対だめ注意

そして、

レ(2の指)は鍵盤から離れない。

弾かずに置いておく。



(1)で言ったように

鍵盤が上に上がってこない程度、

ドミソに手を添えている状態で

リラックスな手でやること。


です星星




動画はこちら

※2と4が上がってることをお見せする為に

動画最後に指を上げてますが、

それはしなくて良いです





毎日やると

気がついた時には

4の指が独立して動きだしますよ音符


騙されたと思って

トライしてみてくださいねほっこり