ピアニストになる為の道や経験、
単純にピアノの事などを
時系列関係なく 脈絡もなく、
思いたった時に更新する、
シリーズ『森本麻衣のピアニスト道』
ピアニスト道42
「レッスン中の空気が凍る瞬間…」
私が過去に師事してきた偉大な先生の共通点は
音符を読み間違って演奏すると
あからさまに空気が悪くなる事でした。
そう、先生の機嫌が悪くなるのです
念の為もう一度書きますが、
音間違いとは、
偶然間違って他の音を弾いたミスではなく、
自分の力で楽譜を読んだ結果、
自分の凡ミスで音の読み間違いがあり、その違う音で無意識に弾いている状態です
その時の空気と言ったらあぶら汗…
怖いものなのですが、
今となっては、その凍りつく空気は私も当たり前だと思います
なぜなら、私の先生方は
作曲家をリスペクトしているからです
偉大な作曲家達は天才です。
曲の一つ一つの音には意味があり、
わざわざその音にしています
沢山音はありますが適当にその音にしてる訳ではない。
結論を申しますと、
そんな素晴らしい作曲家が真剣に作った作品を弾かせてもらっている私達が、音の読み間違いに気づかず、ツラツラと意味も考えず弾いているなんて、何様なの!ありえない!(こんなに言葉はキツくないと思いますが)
わけです。
私も全く同意見!
ちなみに過去には、
私が音を読み間違って弾いていても気がつかなかった先生もいて、私は子供ながらに、
気づかないんだー、へぇと思ってました。
そういう先生は、論外。
自分で勉強してない証拠ですから。