ピアニストになる為の道や経験、
単純にピアノの事などを
時系列関係なく 脈絡もなく、
思いたった時に更新する、
シリーズ『森本麻衣のピアニスト道』
ピアニスト道23
「もしも…舞台で頭真っ白になったなら
」
前回、ピアニスト道22で
暗譜の仕方について触れましたね![]()
暗譜するということは多分、
発表会やコンサート、コンクールなどで
人前で弾くことがあるのですよね![]()
ブログを読んで下さり参考にして下さる皆様
本番を心より応援していますので、
頑張って下さいね![]()
さて今日はその続き、
暗譜に対して安心材料を作る
という事をおススメします![]()
そう、
備えあれば憂いなし箇所を
作るんです![]()
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どういう事かというと
「あまりに緊張MAXで
演奏中に頭が真っ白になったとしたら…
ココから弾く![]()
という部分を予め何ヶ所か決めておきます」
コンクール審査をしていても、
暗譜が難しい曲はもちろん、
ソナタの再現部なのに提示部を弾いてしまい永遠と同じ所を繰り返してしまう人を見かけますし、
例え芸大生だとしても、
卒業演奏会でショパン「ピアノソナタ第3番」三楽章をエンドレスで弾いてしまった同級生がいたり(弾いた事がある方はお分かりと思いますが、似たようなフレーズが続き、ややこしい)
本番で暗譜がわからなくなるのは
あるあるなのです![]()
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私が提唱する
備えあれば憂いなし箇所の設定理由は
人間はロボットではない。普段出来ているのに、極度の緊張で実力を出せない事だってある。
どうしても体調が思わしくない時もあるから。
プロはそれは許されません。
しかし、このブログを読んで下さり参考にして下さっている方の多くはプロでない場合も。それならば、備えあれば憂いなし、なんです。
頭真っ白になったのだから、その箇所も忘れるのではと思った方。私の経験上、本番で予想外に音がわからなくなるのと、この備えあれば憂いなし箇所とは、全く別物として覚えられる。
人間は、気持ちの持ちようで、良くも悪くもなります。備えあれば憂いなし箇所を作っている事が、一つの安心材料となり、むしろ極度の緊張を避けられるものなのです。
備えあれば憂いなし箇所を作る事によって、本番中自分がどこを弾いているか、楽譜を頭で想像し客観的に見ることができます。
言いたいことは以上![]()
ぜひ試してみて下さいね![]()
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