ピアニストになる為の道や経験、
単純にピアノの事や、
ピアニストとしての価値観や感じる事を、
時系列関係なく、脈絡もなく、
思いたった時に更新する、
シリーズ『森本麻衣のピアニスト道』
 
 
 
 
ピアニスト道 3
 
「ピアノは背中でひくもの」
 
 
いやいや、
指で弾くものでしょ〜と思われた方ふたご座
 
そのとおり、
もちろん、
鍵盤は指先がさわる事によって音がでますグッ
 
 
 
私が意味していること・・それは
 
「ピアノを弾く=指先を動かすだけ」でない!
ということですニコニコ
 
 
指先だけ動かして、
深く芯をついた音が出ると思ったら
大間違いアセアセアセアセ
 
平べったい音だったり
固い音だったり
近鳴り(近くでは音が出ているように聞こえるが遠くにいくと音が飛んでこないという意味)
の音だったりしますガーンハッ
 
 
 
鍵盤に右手人差し指を置き
腕の重みなどはかけず
ただ単に何かのスイッチを押す感じで
ドの音を出したとしましょう。
 
 
音に気持ちを込めるわけでもなく
ただ単に誰が弾いても同じように
鍵盤を押す感じ。
 
 
 
たぶんそれは
「生きている音」ではありませんねもやもや
 
 
生きている音
生きている音の集合体
生きている音楽
 
なのですからお願いキラキラルンルン
 
 
曲想やテクニックも大切、
そして更に
音色おんしょく
にもこだわりを持ちましょう!
 
 
音色
その曲、その演奏家を表現する上で
大変な役目を担っています筋肉筋肉
 
 
同じピアノを弾いても演奏者によって
ピアノの音色が違うのですから
まさにその人の人となりも、音楽性も、
全て音色であらわになるといっても
大げさではありませんびっくり
 
 
 
 
音色」の大切さ、
少しお分かり頂けましたか?照れ乙女のトキメキ
 
 
イチョウイチョウイチョウ
 
 
 
コンクールや発表会での演奏姿や音を聞くと
残念ながら
指先だけで弾いている人が多い…ガーンガーン
 
繰り返しますが
指は動かすけれど
ピアノは体全体で弾かなければ!!
 
 
呼吸
体と音楽を結びつける大切なものですハートのプレゼント
 
 
指は腕の骨につながっていて
その腕の骨は肩甲骨にたどり着きますニコ
(あえて難しい骨の名前は使わずに説明)
 
 
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↑ネットよりわかりやすい画像をお借り致しました
 
 
 
ピアノを弾くとき
腕の重みを弾く指にのせてひきますよねニコニコ
 
 
 
ここで大事なのは
 
その指は、
肩甲骨から腕、そして鍵盤上の指につながっている、という意識を持つことですラブラブ
 
 
それをわかりやすくいうと
背中を意識しながら弾く!
ということになります照れ
 
背中からピアノに向かって音を作るイメージ音符
 
 
 
 
これはオペラ歌手だったりバイオリニスト等も
絶対に同じですカラオケ
 
歌を歌うのは口だから
口だけ意識しますか?
 
いえいえ、素晴らしい歌声を出すためには
まず姿勢から、そして呼吸、足の位置、腹筋、体に声を響かせるイメージまでもが
大切になりますよね太陽
バイオリニストも同じですハリネズミ
 
 
又、一流のスポーツ選手もそうです。
例えば、卓球は、卓球
上半身、特に右手で玉を打つスポーツですが
足や左手を使っていないかといったら、
なんのその!!
 
左でバランスをとったり
しっかりと踏ん張る足だったり
俊敏に反応する目や脳だったり
使っていないところなんてないですよねラブ
 
ピアノもそれと同じですニコニコ
 
 
手だけで弾くのではなく
呼吸も全て含め 全身で弾きましょうラブラブ
 
 
さらに!
 
コンクールや本番では気持ちが緊張することで
体もカチカチになりますが、タラーハッ
 
本番でも「背中を使う 背中から弾く」と
背中に意識を持っていくことで
緊張でカチカチだった全身をも
普段どおり使えるようになりますピンクハート
 
 
一石百鳥キラキラキラキラくらい
プラスに働くのですルンルンルンルン
 
 
ぜひトライしてみて下さいねほっこりほっこり