シャンプーボランティアに行ってきました 2019.08.23 | いぬねこサロン ジュン トリミング日記

いぬねこサロン ジュン トリミング日記

二宮町にあるトリミングサロン、
「いぬねこサロンジュン」です。

お店に来てくれた、
ワンちゃんたちを紹介します。

神奈川県動物愛護センターへ

シャンプーボランティアに行ってきました。

 

今回は、

シャンプーボランティアを行う前に

愛護センター内の見学会を行いました。

 

職員さんが、

犬猫収容室から手術室、災害時倉庫、慰霊塔まで

センター内を1時間半かけて、丁寧に案内してくださいました。

 

ヤマザキ動物看護大学の学生さんを中心に

新しくなった愛護センターに

ご興味がある方々(32名)がご参加くださいました。

 

3年前から、

ヤマザキ動物看護大学で

「動物愛護・動物福祉」の講義を受け持っています。

 

動物愛護や犬猫保護に興味を持ってくれる

学生さんも多く、こうして愛護センターの見学に来たり

シャンプーボランティアに参加してくれることはとても嬉しいです。

 

学生さんたちがこれから社会に出て、

動物関係の仕事に就き、

飼い主への教育や愛護の普及

または親になって子供に動物への優しさを伝えてくれる。

そう思うと、頼もしいし、希望が持てます。

 

センター内見学の後、

職員さんが、

犬猫の殺処分をしていた頃のお話をしてくださいました。

 

新しくなったセンターでは、殺処分は行っていません。

ここは、全国でも最先端、全国の手本となる

とてもきれいな動物保護施設です。

 

それはとてもすばらしいことです。

 

でも、忘れてはいけないのは、

これまで、どれだけの犬猫を私たち人間が殺処分してきたかということ。

 

昭和47年に旧センターが建てられて40数年間、

莫大な数の犬猫を殺してきて、今があります。

 

神奈川県では、40年前から

適正飼養・終生飼養の教育、普及に力を入れ、

職員さんやボランティアさんの必死の努力が積み重ねられてきました。

その一方で、

多くの犬猫の殺処分を職員さんたちは、なくなく行ってきました。

動物が好きで獣医となったのに、

処分しなくてはいけない無念さは、いかほどのものだったでしょうか。

 

そうした過去があって、

現在、神奈川県では野犬はほぼいなくなり、

殺処分を行わないで済むところまできました。

 

新しくきれいな現在のセンターだけをみれば、

隣にまだ残る旧センターの建物で

命を奪われていった動物たちのことを、想像するのは難しいです。

 

でも、決して、犠牲にしてきた動物たちのことを忘れてはいけません。

そういうメッセージを職員さんはお話くださいました。

 

センターが新しくなっても、殺処分がゼロになっても、

動物愛護教育は続けていかなくてはいけません。

 

適正飼養や終生飼養、飼い主の責任

これらが怠れば、

殺処分しなければならないころへと

逆戻りしてしまいます。

 

「教育」。

とにかくこれが、とても大事です。

 

2時間近くにわたり、熱心に見学してくださった参加者の皆様、

センター内をご案内くださった職員さん

ありがとうございました。

 

見学会の後、学生さんも加わり

収容犬のシャンプーを行いました。

 

チワワの「よつばちゃん」

メス・皮膚が悪いです。食物アレルギーみたいです

よつばちゃん、タオルドライ中。すぐ乾いちゃうね。。

 

シャンプーしてくれたボランティアさんの腕で眠そう。がんばったね。

 

ミニチュアダックスの「爽:そうちゃん」

メス・シニア・皮膚悪いです。

 

トイプードルの「ユーカリちゃん」

オス・13歳 おとなしい子です

シャンプー中

ドライヤー中

 

ミニチュアダックス「くろずちゃん」

オス・若い・元気いっぱいです

くろずちゃん、「シャンプー入ります」のところ

 

お耳の掃除中。

 

ゴールデンレトリーバーの「ニーハオちゃん」

オス・1歳未満。この日お見合いが入っていました。うまくいくといいね。

シャンプー中

脇に毛玉がいっぱいだったので、除去作業中。じっとしててね。

 

トイプードルの「ポプリンちゃん」

オス・若め・おとなしいこです

ドライヤー中

お顔のカットしとこうね。

 

トリミング台、シャンプー台が3台ずつあるので、3頭同時並行で作業できます。

 

最後にみんなでパチリ。お疲れ様でした。

 

今回も、ご寄付のタオルを使わせていただきました。

ありがとうございました。

 

犬猫の里親をご希望の方は、

ボランティア小島まで

090-9319-7206