こんにちは。介護福祉漫談家メイミとニコニコダウンぼうや勘ちゃんの親子ブログへようこそ
つい先日の地域のダウン症家族会でのお話です。
私が住む地域では、障害児の就学支援の為のコンシェルジュ制度が新設され、未就学児〜小中高とライフステージに合わせた連携を図ることを目的とした相談支援をスタートしているそうです。
そこで、その部署の代表の方(学校の校長など長年教育現場にいらした先生です)が、この家族会へご参加下さいました
そんなわけで今回は就学をテーマにした話題が多く、先生に質問攻め状態でしたが、とても丁寧にわかりやすくお話くださいました。
この新たな支援の取り組みは素晴らしいと思う一方で、がっかりしたこともありました
それは、学校は保育園とは違い、学習を中心に考えてほしいというお話でした。
国語、算数など勉強で達成感を感じる環境を選択することが望ましく、例えば普通級では先生一人でみんなで同じ勉強をするので難しいということです。
言い換えれば、勉強についていけない子は受け入れない、勉強を軸に置いた分離教育ということですね。
聞くところによると支援学級か支援学校かの判定基準にIQ検査の数値もあるそうです。
支援学級にしても、受け入れ基準がかなりハードル高く・・
その話はまた改めてご紹介したいと思います。
どうガッカリしたのかというと…
今、勘ちゃんが通っている保育園では、同じ学年の年中クラスに入っていて、勘ちゃんの他にダウン症のお友達と、また違う障害があるお子さんや、パパやママが日本人ではない方など、様々な子供たちがクラスの一員として一緒に育っています。
多様性が尊重される現代において、このインクルーシブな環境は、子供たちにとってとても学びある場と感じています。
例えば、仲良しのお友達がいつも勘ちゃんのお世話をしてくれるそうですが、何でもやってあげるのではなく、勘ちゃんのやりたいこと、できることを尊重して、適度に関わっていると先生から聞きました。
就学前から相手の特性に合わせた配慮ができるって凄いことですよね!
学校は確かに勉強をする場所だけど、それ以上に大切な学びの場所でもあるんじゃないかなぁ…国連からも日本の分離教育について指摘がありましたが、インクルーシブとは真逆に考え方のような気がする…もやもやもや…という感じです。
最近では、勉強ができすぎる子供の不登校の話も聞きますね。
学校である一定レベルの学習をみんな一緒にやっていくという学習方法の限界みたいなものでしょうか。
先生の人材不足などの環境もあると思います。
日本にインクルーシブ教育が広がる日がいつかやってきてほしいと思いますが、、、
多様性が重要視される社会に変わりつつある時代の中で、分離教育を受けた子供たちが果たして大人になって多様性に対応できるでしょうか…そんなことを考えたりします。
皆さまの地域の学校事情もお話聞かせて頂けると嬉しいです。
また、小学校生活で大切にしたいことって何でしょう?
やっぱり勉強?
皆さんのご意見もお聞かせください
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