「ハマスとガザ戦争」高橋和夫(幻冬舎) | 乱読家ぽちんの独り言

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日本は石油の9割を中東に依存しており、中東情勢は日本国民の生活に直結している。しかし、危機感を持ってイスラエルのガザ侵攻を観ている日本国民は少ない。


ウクライナ戦争も終結が見えず、ガザ侵攻は、イスラエルとイランの全面戦争に発展するかもしれない。

イスラエルとイランで全面戦争が始まれば、アメリカはイスラエルを支援し、ロシアと中国はイランを支援する。

一つ間違えば第三次世界大戦に拡大しかねない。


世界大戦が始まれば、日本は戦争に参加せずとも石油が絶たれ、「エネルギー危機」となり、「産業危機」「食糧危機」、そして大量の餓死者を出してしまう最悪の事態になる。


中国は、リスク回避のため、中東からの石油の輸入を6割に抑え、残りをアフリカやラテンアメリカから輸入しているらしい。

日本も「中東以外からの輸入国の増」「原発再稼働」「海洋資源の開発」等が急務なのだが、日本の政治家も官僚も利権と保身だけを考え、将来のリスクに備える思考がない。


間近に迫る日本の危機に備えうるリーダーは、外交、安全保障、危機管理、海洋資源の専門家であり、各国首脳と目を見て国際語で直接議論ができる、青山繁晴参議院議員しかいないと思うのだが、、、、



「ハマスとガザ戦争」高橋和夫(幻冬舎)

【8月18日読了】

【オススメ度★★★★】