「新しいこと」をテーマにした哲学カフェ(哲学対話)に参加しました。
参加された方の発言内容はお書きできないので、僕が考えたこと発言したことを書きます。(他の方の発言であっても、僕がそれに影響された部分、また自分の考えとして取り入れた部分もあります)
●新しいことを始めようとすると「ワクワク」する。なぜ「ワクワク」するのだろうか? 脳内で楽しい未来を想像するからだろうか? 自分の成長が創造できるからだろうか?
●新しい場所に行くと、新しい発見・気づきが得られる。人生を大きく変えるような価値観の大転換も時に起こる。
●新しい人間関係もワクワクする。その人と関わることで、新しい価値観を知り、他者の生き方から新しい生き方を知ることが出来る。
●しかし、失敗したり、気分が落ち込んでいる時には、新しいこと、新しい人間関係を築くことに尻込みしてしまう。気分と新しいことへのチャレンジは相関関係があるのかも。
●人は本質的には冒険をしたい生物なのかもしれない。しかし、現実の冒険にはリスクが伴う。だから、バーチャルな疑似体験として冒険をするために、テーマパークに行き、非現実の映画やドラマを観に行き、小説を読むのかもしれない。人間は、疑似体験で満足する存在なのか?
●仕事も新しいことをするのが楽しい。自分の成長が実感できるのは新しい仕事の方が強い。
●人は悟りを得ると新しいことをしたくならないのだろうか? しかし、人間の認知には限界があり、この世ははるかに大きい。 故に、悟ったような気にはなれても、実際に悟ることはできない。ゆえに、人は新しいことに挑戦しつづけるのか。
などなど。
今日もあれこれと考えました。考えるのは楽しい!!
さて、、、哲学カフェってなに? と思われた方はぜひこの本をお読みください。
哲学カフェのつくりかた (シリーズ臨床哲学2)
哲学カフェ! 17のテーマで人間と社会を考える (祥伝社黄金文庫)