「あっぱれ!日本の新発明」ブルーバックス探検隊/産業技術総合研究所(講談社ブルーバックス) | 乱読家ぽちんの独り言

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【カバーの内容紹介を引用】

「ものづくり大国」日本の開発現場は、まだまだアツい!

世界的な産業シェアを奪われ、経済の低迷に、人材不足。

かって「ものづくり大国」として、隆盛を誇った日本の凋落はもはや免れないのかー。

そんな逆風に負けず、創意工夫と緻密な技巧で、日々、発明に奮闘する研究者たちの姿があった。

わが国最大級の研究機関・産業技術総合研究所が誇る、世界の標準”をくつがえす、驚きの最新研究を紹介!

【引用終わり】

 


産業技術総合研究所の10の最新研究テーマを紹介。


「磁気冷凍」「ガテン系ロボット」「300℃に熱しても触れるレンガ」「地中熱の活用」「接着剤の剥がれる謎」「光格子時計」「暗黒シート」「自動運転」「音楽地図」「プルシアンブルー」。


僕の大学の卒論テーマは、磁性体の核磁気共鳴(MRIなどに使われている技術)だったので、少し内容が近い「磁気冷凍」のページは興味深く読ませていただいた。



中国、韓国などに、先端技術を研究者ごと盗まれて、技術立国とは呼べなくなってしまった日本。

最先端の技術を研究開発していくことは必要だが、それ以上に技術を盗まれない法整備が必要だ。



「あっぱれ!日本の新発明」ブルーバックス探検隊/産業技術総合研究所(講談社ブルーバックス)

【6月26日読了】

【オススメ度★★★】