「#Z世代的価値観」竹田ダニエル(講談社) | 乱読家ぽちんの独り言

乱読家ぽちんの独り言

乱読とまち歩き、青山繁晴さんが好きなおじさんです。
コメント、フォロー、リブログはご自由に。
ただし、議論目的のコメント、意見の違いを尊重されないコメントは公開しません。



【『はじめに 日本とアメリカのZ世代の違いの話』】

日本の「Z世代」という用語は、ブーマー世代やX世代、ミレニアル世代といった世代の連続性や相互への影響を考慮しないまま、単体のものとして、「マーケティング」の観点で用いられてしまっている印象が強い。特に日本の「氷河期世代」「ゆとり世代」のような、「社会の変化によって影響を受けた人たち」として世代をくくる風潮の背景には、教育も就職活動もどちらかというと単一的で、ほとんどの人が同じシステムを経験しているだろうという考え方が存在する。一つの世代の中でも極めて多様で、その多様性こそが世代の特徴であるアメリカのZ世代とは、違いが大きく見受けられる。

《中略》

私は、世代を一つの言葉でくくることの意義は、「ある年代に生まれた人たちは、ほぼ同じ年齢のときに社会の変化を経験しており、その結果新たな価値観を持ちうる」という解釈で、その世代の「傾向」を考える際の手助けになることだと考える。

【引用終わり】



●アメリカのZ世代では、セラピーに通うことがクールなことになりつつある。学校での銃乱射事件、コロナなどがあり、InstagramやTikTokでセラピー関係のコンテンツがでるなど、ちょっとしたことでも助けを求めることが良いこととなった。


● アメリカのZ世代では、TikTokと食事文化の革命が起きている。TikTokを見て、自分で料理を作り、TikTokに上げる。


その他、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の革命、『インフルエンサー』の革命、『Book Tok』の革命、『Dupe』の革命など、アメリカのZ世代の価値観や流行を紹介した本。


Z世代を対象にしたビジネスをしたい人方には必須の本かもしれませんが、還暦を過ぎたおじいちゃん(僕ね)には、どーでもいい話かなぁ、、、、


「#Z世代的価値観」竹田ダニエル(講談社)

【5月14日読了】

【オススメ度★】