「世界を変えた地図 下」ジョン・O・クラーク(原書房) | 乱読家ぽちんの独り言

乱読家ぽちんの独り言

乱読とまち歩き、青山繁晴さんが好きなおじさんです。
コメント、フォロー、リブログはご自由に。
ただし、議論目的のコメント、意見の違いを尊重されないコメントは公開しません。



【カバー袖部の内容紹介を引用】

地図は各時代の世界観の変遷を映し、新しい発想と表現、グラフィズムの実験、印象操作、世界の舞台を一枚の紙や羊皮紙(あるいは竹や木材、石版)に猫きこんだ記録装置である。

【引用終わり】



ドローンも人工衛星も無い数百年前から、天体観測により正確な地図を書き記した人類。


地図を描く目的は、多くは権力者による地域支配の為、軍による敵地侵略のため。その地に住む者よりも、時に正確にその地の特性を知り、侵略のための弱点を炙り出す。


はるか上空から地球を眺めること。

それは、最近までは神のみが出来ることであり、地図は「神の目」を人間に与えるものでもあった。




「世界を変えた地図 下」ジョン・O・クラーク(原書房)

【4月22日読了】

【オススメ度★★★】