【カバー袖部より引用】
この数年、日本のワクチン接種は、環境において大きな前進が2つあった。
1つは、新型コロナに対するmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン提供が非常にうまくいったこと。もう1つは、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的勧奨が再開されたことである。ワクチンを論じる上で最も重要な2つのポイントは、有効性と安全性だ。著者はこれまで光文社新書で、ワクチン・予防接種をテーマに2冊の本(『予防接種は「効く」のか?』『ワクチンは怖くない』)を刊行し、この2点について検討してきた。それらをふまえ執筆する3冊目の本書では、ワクチンについて様々に論じられる中での最新の動きに加え、予防接種制度や海外のワクチンも含めたワクチン接種の全体像、またそれぞれのワクチンがどう活用されるのかを、包括鮮に、かつ分かりやすく解説する。
【引用終わり】
ちょっと前まで、「mRNAワクチンは善か悪か」という二項対立での議論が、特にネットでは見かけましたが、最近は少し落ち着いてきたように思えますね。
当時、ワクチン関係の本も乱読しましたが、特に陰謀論に寄っている方の本は、「本を売るためのキーワード」のオンパレードで、一般人がパニックになっている時に二項対立で煽るのは「お金儲け」につながるのだなぁと、、、本当に思いました。
今は岸田政権の支持率低下を利用したビジネスもで出来ていますか、基本的「ワクチン陰謀論」と構図は似ているように思います。
本書は、ワクチンの話題が落ち着いてきた中で、ワクチンについて包括的に学ぶ本ですが、、、今読むのは、ちょっとお腹いっぱいなので、パラパラ読みしました。
すんまへん。
「ワクチンを学び直す」岩田健太郎(光文社新書)
【3月11日読了】
【オススメ度★★】