【『はじめに』より引用】
組織を強くしたい。自分も成長したい。みんな目指している未来は同じはずなのに、なぜ職場に一体感が生まれないのでしょうか。どうすればチームが、部署が、組織が、うまくかみ合うようになるのでしょう。ひいては、組織や業界を超えて課題解決や価値創造ができるようになるのでしょう。
私は、その答えの1つが「リスペクティング行動」にあると考えています。
日々のちょっとした発言や行動の中で、相手にリスペクト(敬意)を伝える。その積み重ねがあるかどうかが、組織の一体感に大きく影響してきます。
「ここでは成長できる」「この人たちとならよい仕事ができる」「この人たちになら協力してもいい」そのような気持ちがかかわる人たちに芽生えてきます。
【引用終わり】
本書が示すさまざまな職場課題の解決策は、、、、
「報告を受けたらまず感謝する」
「仕事の目的や内容を適切に伝える」
「情報は一斉共有する」
「チャットに会話の記録を残す」
「トップが率先して新しいツールを使う」
「宴会では部下のよかったところをフィードバック」
「形骸化した慣習に正しく異を唱える」
過去に何度か講演で聞かせていただいた沢渡あまねさんの著作。
部下を見下さす、常に敬意を払う。
ジャストタイミングで感謝と褒めを行う。
情報は全て共有する。
などなど、、、、当たり前のことながら、大事な時に、大切な時に、できていない事が、、、ほんとうに多いですね。
「悪気ないその一言が、職場の一体感を奪っている」沢渡あまね(日本能率協会マネジメントセンター)
【2月15日読了】
【オススメ度★★★】