「平家物語 三」木村耕一(1万年堂出版) | 乱読家ぽちんの独り言

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意訳で楽しむ平家物語シリーズ。

最終巻の(3)は、木曾義仲の挙兵から、一谷の戦い、屋島の戦い、壇ノ浦の戦い、義経の挫折まで。


『祇園精舎の鐘の声、

 諸行無常の響きあり。

 娑羅双樹の花の色、

 盛者必衰のことわりをあらわす。

 おごれる人も久しからず。

 唯春の夜の夢のごとし。

 たけき者も遂にはほろびぬ、

 偏に風の前の塵に同じ。』


平家物語の有名な一節ですが、

勝てば将軍、負ければ賊軍。

まさに歴史は「盛者必衰」。



「平家物語 三」木村耕一(1万年堂出版)

811日読了】

【オススメ度★★★