大溝城本丸跡。
織田信長が安土城の対岸に築いた城。琵琶湖とその内湖を取り込んで明智光秀の設計で作ったと言われています。
安土城、坂本城、長浜城、そしてこの大溝城と琵琶湖の城郭ネットワークが形成されていました。
おそらく大溝城の内堀として機能していた「乙女ヶ池」
大溝漁港と万葉歌碑
「大御船 泊ててさむらふ 高島の
三尾の勝野の 渚し思ほゆ」
今から1300年前、大津に都があったころに読まれた歌です。
天智天皇一行がこの高島の勝野洋にお船を停泊させて、風波が静まるのを待っていたの時の情景の詩のようです。
古い商家が多い町ですね。
道の真ん中に今も「まちわり水路」が残っています。
近江商人 小野組総本家の宅地跡。
明治維新の時に三井組(三井財閥)と共に政府の御為替方を務めていました。
武家屋敷と商人住居を分けていた「総門」は修復工事中でした。
近江高島駅から湖西線に乗って北上し、今回最後の目的地、近江今津に向かいます。