⚫︎「最適な選択」は難しい。我々は大きなリスクを見逃しがちで、得る喜びより失う痛みの方が大きく、変化することは恐ろしい。
⚫︎「他人がすることをしたい」と他者に同調するのは日本人だけではない。「みんなと同じ」は「私もそうする理由」になる。
⚫︎「ナッジ」は、「良い選択」を促す仕組み。複雑な選択をわかりやすくする。「インセンティブ」は気づかないことが多い。
行動経済学によって、人々の行動や選択を知らず知らずのうちに変えていくこと。
それは、一つ間違えば、人類に大きな不幸をもたらす。
だからこそ、行動経済学を使う側は、内省の気持ちと倫理観を持ち続けないといけない。
「NUDGE 実践 行動経済学 完全版」リチャード・セイラー/キャス・サンスティーン(日経BP)
【3月22日読了】
【オススメ度★★★】