【表紙そで部より引用】
革命によって親米の王政が崩壊し、史上類を見ない「イスラム共和制」が樹立されてから40年を経たイラン。
「悪の枢軸」「世界最大のテロ支援国家」と米国に名指しされ、脅威論も根強いこの国の、実際の姿とはいかなるものか。
イランは、はたして危険な国なのか。
テヘラン特派員がその素顔を活写する。
【引用終わり】
【『はじめに』より引用】
イラン革命から約40年を経て、「教条的」とされていた世相は大きく様変わりしていた。米制裁再発動で最も深刻な影響を受けていたのは、政治とは無縁の社会的弱者だった。かつて対米断交の呼び水ともなった事件で実行犯グループを率いた指導者は、時代の流れとともに考えを改め、対立の緩和に向けて暗中模索を続けていた。 家族や友人を愛し、風雪に耐えながら泣き笑いする人々の姿は、同時代を生きる日本人とも通底するものがあった。
【引用終わり】
共同通信社でテヘラン支局長を務められた著者。
日本からはなかなか見えずらい、テヘラン庶民の生活をレポされています。
イランの首都テヘランは、人口913万人で喧噪が絶えない大都市。
福祉機器の小さな工場の経営者。
アメリカでのビジネスが出来なくなった実業家。
反政府デモの喧噪に巻き込まれる小さなピザ屋の店長
などなど、、、政治的には無関係な弱者にトランプ・ショックが直撃している現実があります。
プーチンによるウクライナ侵攻の対抗措置として、西側諸国は経済制裁をしていますが、そのことによりモスクワの庶民も苦しんでいるのだろうなあと、複雑な思いを持ちながら読みました(だからといって、経済制裁をやめるわけにはいかないですが)
政治の動きと国民の生活は一心同体。
国民の命をまもる国会議員を、次の選挙で選びましょう!
「イラン「反米宗教国家」の素顔」新冨哲男(平凡社新書)
【令和4年6月10日読了】
【オススメ度★★★】
さて、最後に今回もやります直観読みブックマーカー』。
一つ前に読んだ書籍の中から哲学的問いをたてて、今読んだ書籍から直観読みで選んだ答えをもらいます。(無茶振りですが)。。。
【問い】「クソおもしろくないとは?」
《一つ前に読んだ「ブルシット・ジョブの謎」酒井隆史(講談社現代新書)より出題》
【答え】
《本書「イラン 「反米宗教国家」の素顔」新冨哲男(平凡社新書)より、直観読みで選んだ文章》
「最大のライバル中国をにらみ、外交・安全保障の軸足をインド太平洋へと移したバイデ外交も、決して順風満帆ではない。」(59ページ)
解釈は、ご自由に。。。
直観読みブックマーカー公式サイト
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