「吉本興業史」竹中功〜表と裏は表裏一体 | 乱読家ぽちんの独り言

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元吉本興業の社員で、関係会社のトップも務められた著者の吉本興業史。


吉本興業は、吉本泰三と妻せいによって興された会社。

せいが山口組二代目、山口登組長のもとを訪ねた1934年ごろから山口組と吉本興業の関係が始まったらしい。

お笑い芸人の業界と、ヤクザなど裏社会が完全に切れるはずもなく、中田カウス襲撃事件、紳助引退、そして先日の裏営業問題などで何度も表面化している。

なんか書くのもヤバそうな話もあり、、、

僕のブログでは取り上げないでおく(汗)。


吉本興業は、「芸人を大切にする」会社らしいが、僕らサラリーマン社会で育った人間からすると、会社、社員、芸人の関係がいまいちピンとこない。

しかし、僕もにわかやけと大阪人。

皆を笑かす事で自分も幸せになる感覚、

「話にはオチをつけろ」と鍛えられている大阪人の感覚は、関西以外の人には、わかりにくいのかもしれない。


まあ、吉本興業さんには、これからも頑張って、笑いで世の中を明るくして欲しいもんです。


【令和3年2月15日読了】




さて、最後に今回もやります『直観読みブックマーカー』。

一つ前に読んだ書籍の中から哲学的問いをたてて、今読んだ書籍から直観読みで選んだ答えをもらいます。(無茶振りですが)。。。


【問い】「欲望とは?」

《一つ前に読んだ「ダイヤモンド欲望の世界史」玉木俊明より出題》


【答え(本書「吉本興業史」竹中功より、直観読みで選んだ文章)】

「ダウンタウンは、デビューまもない頃には次のような話をネタにしていた。

「ボクらはね、漫才ブームを見て、この世界に憧れてNSCに入ったんですけど、漫才ブ

ーム行きのバスに乗れると思うてたら、乗り損ねてたんです」」(180ページ)


【乱読家ぽちんによる解釈】

「欲望の達成をイメージする時、人は現時点での状況は変わらず、その延長線上に描きやすい。」


直観読みブックマーカー公式サイト


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