「麒麟がくる」も勧善懲悪ドラマになるのかな?? | 乱読家ぽちんの独り言

乱読家ぽちんの独り言

乱読とまち歩き、青山繁晴さんが好きなおじさんです。
コメント、フォロー、リブログはご自由に。
ただし、議論目的のコメント、意見の違いを尊重されないコメントは公開しません。

大河ドラマ「麒麟がくる」も、

どうやらこれから勧善懲悪的なドラマに変わっていきそうな感じ。

つまり、信長は悪で、光秀は善という「勧善懲悪」のストーリーへ。


しかし、「勧善懲悪」の中にこそ暴力が潜む。

歴史は常に、勝者によって書き換えられてきた。

勝者が自分を正当化する為に、敗者を悪にする。

それが「勧善懲悪」の本質。


わかりやすい例で言えば、悪の独裁者ヒットラー。

ヨーロッパ諸国を侵略しようとし、ユダヤ人を大量虐殺した「悪の権化ヒットラー」。


いやいや、そんなわけないでしょ。。。


ヒットラーは、民主的手続き(当時としては)で選ばれた。

国家の統一に遅れをとったドイツは、ヨーロッパの植民地支配競争も遅れを取った。

第一次世界大戦に負け、負債を抱えていたこと。

イエスキリストを殺し、金融業などで裕福な暮らしをしていた「ユダヤ人」に対しての嫌悪感が、ヨーロッパのクリスチャンにはあふれていた。


そして、第二次世界大戦後、、、

連合国も、ドイツ国民も、「悪の独裁者ヒットラー」として、第二次世界大戦を勧善懲悪ストーリーに変えていった。

ドイツ国民が、なぜヒットラーを悪にしたのか?

それは自らの命を守るため、ドイツという国家を守るため。


じゃあ、、、日本は?

と、疑問に思った方は、、、ぜひこの本を読んでください。


日本帝国軍は、ハワイではどのように見られているのか?

日本人は侵略戦争をしたのか?