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「韓国司法が、日本政府への支払い命令を出した件」に対しての抗議なのですが、、、
茂木大臣の行った「抗議」に、
ものすごく違和感がありました。
抗議という行動は、相手が論理的、合理的な思考能力がある場合に限り有効な行動と思います。
その国の司法が、命令を出せるのは、当然、その国の主権が及ぶ範囲内のこと。他国政府に対しては命令は出せない。当たり前のこと。
隣の家に住むおっさんが、貴方に対して、突然「お前は嫌いやから100万円を、俺に払うことを命令する」と言われたら、、、「なんやと、このボケ!」と言い返しますわな。
これは抗議ではなくて、闘争です。
では、なぜ茂木大臣は「抗議」したのか??
憲法9条の拡大解釈なんでしょうね。
「日本国は他国とは、一切争ってはいけない」とは憲法には書いていないが、
隣のおっさんとの闘争であっても、「ごちゃごちゃ言うたらしばくぞ」あるいは「警察呼ぶぞ」という腹を持たないと口ゲンカであっても闘争は出来ない。
そして、国際紛争には警察はいない。
よって、武力行使が出来ない国は、「抗議」しか出来ないのです。