「ディープな算数の教科書」難波博之〜ルールと事実は分けて教えよう | 乱読家ぽちんの独り言

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【はじめにより引用】

数学は、「ルール(定義)」と「事実(定理)」に分けられる。

「ルール」と「事実」という視点で数学を見ると、たちまち数学の研究者や数学愛好家たちがハマっているような、眠れなくなるほど面白い「超ディープな数学の世界」が目の前に現れるのです。

【引用終わり】


《ルール(定義)》

●+-より×÷を先に計算する

÷0の答えは存在しない

四捨五入

なぜ、1は素数ではない

円一周の角度は360°

円周率とは「円周÷直径」のこと


《事実(定理)》

整数について、各桁の和が3の倍数ならば、その数は3の倍数である。(例、123、3609など)

三角形の内角の和は180°

円の面積は、半径✖︎半径✖︎円周率


数学はまずルールを決める。ルールを決めると事実が明らかになる。


例えば、「円周÷直径はなぜ円周率になるのか?」は愚問で、それは数学のルールとして決めた事だから考えても仕方がない。

しかし、「円周÷直径はなぜ円周率」というルールが出来ると、「円の面積は半径✖︎半径✖︎円周率」という事実が登場する。


これは、、、よくわかる説明ですね。

僕は適当な人なので、数学でつまずいたことは、、、大学までは無かったけど、、、物事を根源的に考える頭のいい方には、「ルール」と「事実」を分けて考えることは、最初に教えた方がいいように思いました。





さて、最後に今回もやります『直観読みブックマーカー』。

一つ前に読んだ書籍の中から哲学的問いをたてて、今読んだ書籍から選んだ文章の形で答えをもらいます。(無茶振りですが)。。。


問い「権威とは?」


答え(選んだ文章)「事実。長方形の面積は、縦の長さ✖︎横の長さ」(139ページ)


解釈「客観的事実を発見し、発表することは権威になる、、、場合もある(笑)」


直観読みブックマーカー公式サイト


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