イスラエルはハマスが病院を「人間の盾」とし、地下に軍事拠点があるという宣伝をして、病院攻撃をしてきた。
過去のガザ戦争でイスラエルは「人間の盾」を意に介することはなく、
逆に口実として、病院やパン屋など人々の生活に直結する民間インフラをマヒさせる戦争犯罪戦術をとってきた。
2009年にはハマスが砲撃してきたとして国連の小学校を攻撃して避難民40人以上を殺戮したが、
その後の国連現地調査で学校内からの砲撃はなかったことが明らかになった。
今回、11月初めにイ軍は「ガザの病院にハマスの地下トンネル入口があった」と映像を公開したが、
現地の報道機関の検証で病院建設当時に施工された「貯水槽」の入口だと明らかになった。
ハマスにとっては中央病院であるシファ病院に司令部をおくより、病院が攻撃されて使用不能になり、
市民に混乱が広がるほうが致命的である。これまでの経緯を考えてもイスラエル軍の主張は信じがたい。
以上が中東ジャーナリスト 川上泰徳氏の見解
この通りでしょう。
これこそがシオニストの戦術です。