今回は「死ぬ夢のこと」ではなくて、夢の中の「死に対する意識」の変化について考えてみます。

 

死はタブーではなくて誰にでも起こる身近なこと。

でもあまり人に話しをする機会ってないですよね。

「どんな風に死にたい?」ってカジュアルな話題じゃなさすぎる魂が抜ける

 

結果自分の中で何とな〜くでとらえている方も多いのではないかと思います。

自分自身がどうとらえているのかな、ということが夢に現れることも珍しくありません。

 

何か大きなことに直面した時に意識がふっと変わってしまうこともある。

私自身「あ、これは変わったな」と大きく実感する夢を見たので書いてみたいと思います。

 

 

  夢①宇宙で死にたい

 

 

目の前に宇宙が広がり、星を見ながら漂っている。

ちょうど死ぬ数時間前に宇宙に向けて旅立って、そのまま宇宙に葬られたいと考えていた。

宇宙の塵になりたい。誰にも埋葬されず地上に痕跡を残さず(手間取らせず)、ひっそりと消えていくのが良い。

 

人に迷惑をかけず宇宙の一部になって消えたい~~!という夢。

別に病んでいたわけではないにっこり

 

この夢の前に何度もお葬式の夢も見ていて死への意識が高まっていた時期なのかもしれない。

現実ではそのようなことはなく、無意識で起こっていたことです。

 

ただ、夢って現実に干渉しない独立した存在ではなくて、夢から現実に影響を与えることもあります。

葬式や葬列などの夢をみていた影響から自分の死について考えた流れは自然かもしれません。

 

とりあえず、この時の自分は痕跡残さず自分の存在を地上からなくそうとしたかった。
死=残された誰かの迷惑になる というと実際顕在意識ではそう思っていないんですが、それが夢に出て強く感じていたのでそういうことなのかもしれません。

 

 

  夢②死んだら食べられたい

 

次の夢はそこから半年後。

現実で大切なペットを失ってしばらく、喪失感のまっただ中にいた時のことです。

 

私の大切な友人たちは「鬼」だ。男女3人いる。

ヒトを喰らうが、100年は食べなくても平気らしく普段は普通の人間と同じようなご飯を食べている。

 

彼らと集まって円になってよくお話をする。

ある時、
「もし私が死んだらみんなに食べて欲しいんだ」とお願いをした。

 

少しでも皆の中で一緒に生きていきたい。

綺麗に食べて、骨だけを残してそれは墓に入れて欲しい。


そう言うとみんな少しショックを受けた顔をした。

私だけ人間で、鬼のみんなは長命で何百年も生きる。

永遠に一緒にいられるわけじゃないから仕方がない。

 

この気持ちをずっと抱えていたのだがようやく言い出せて、この約束で気持ちが楽になった。

 

 

鬼だけど赤鬼青鬼的な日本昔ばなしテンプレ鬼ではなくて、普通の人間のような見た目です。

経緯も設定もなにもわからないけど、この3人とは本当に仲が良くて一生一緒にいたいと思っていました。

 

いつも円になって会話するあたり、上下もなく種族の隔たりもなくただ仲間だったのです。

鬼たちも私のことをすでに「ヒト」として認識していない中、急に死後の話をされて距離感を感じショックを受けたのかも知れません。

 

でもこの夢を見た直後本当〜に気持ちが楽になりましたニコニコ

 

「ずっと一緒にいられるわけじゃないから、みんなの中で生きていきたい」

 

私が彼らに抱いた思いは自身のペットへの想いと一緒でした。

人と動物、人と鬼。

種族が違えば生きる時間も環境も違う。

けれどちゃんと友達です。

大切な思い出を一緒に作っていく存在であることに変わりはない。

いつかその時が来たら、忘れずに思い出と共に生きていくことが残された方の約束であり死者にとっての幸せかもしれません。

死んだからと言ってなかったことにはならない。

生きた証がちゃんとそこにあります。

 

自身の悲嘆に対するケアのような夢でした。

 

 

 

  消えたい……から、残りたい!に

 

 

2つ目の夢、鬼は鬼なんだけどカミのような存在でもあって、自然(死)に対する恐れや、違う時間軸を生きる強い存在の連想で出たのかもしれません。

 

相手を食べるって食料として以外にも「存在を取り込む」「一体化する」という意味合いもあります。

そうすることで死の消滅から、

何らかの形で彼らと生きるということに変化していきます。

 

 

あんなに宇宙の塵と消えるぜ私は……と思っていた無意識が、こんなに生きた証を残すことに強い気持ちを持つようになるとは。

それだけ身近な死が私に影響を与えたという事ですね。

 

 

日々私たちは何かの影響を意識的無意識的に受けています。

夢にそれが影響したり、逆に夢が現実に影響を与えたりと、決して夢が無意味でゼロなものではないな、と私自身日々感じていて、その一端のような今回の話でした。

 

(ペットにも49日があるのかは知りませんが、その後見た夢でだいぶ私も重たいロスから抜け出ることが出来ました。この夢の話はまたの機会。)

 

 

<おすすめや参考の書籍>

 

  

 

 

 

 

 

 

 

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