皆さま、こんにちは。
清荒神の『風雷堂』の林明鏡です。
神呪寺(かんのうじ)は兵庫県西宮市の甲山の中腹に鎮座しています。
甲山は標高309メートルで、文字通り兜のような形をした美しい山で、西宮のシンボルとして愛されています。
190年頃に神功皇后が平和を祈願して、この山に金の兜を埋めたと伝えられています。
神呪寺の御本尊 如意輪観音坐像(融通観音)が年に一度だけ、5月18日にご開帳されるので、今年もお参りさせていただきました。
今年はコロナも収まってきたので、とても参拝客が多くてあまり写真が撮れませんでした。
昨年のご開帳の事をこちらの記事に詳しく書いていますので、よければご覧になってください↓↓↓
https://ameblo.jp/meikyolin908/entry-12744321082.html
今回で三回目の御本尊の拝観なので、冷静にゆっくり味わいながら見させていただきました。
こちらの弘法大師像を初めて拝見した時に、何故か微笑んでおられるような印象があり、不思議に感じていたのですが、今回も沢山の人々がお参りにきて喜んでおられるような感じがしました。
如意輪観音坐像は、弘法大師が如意尼をモデルにして桜の木に彫ったと伝えられています。
《日本三大如意輪観音像の一つです》
普段は扉が閉じられていて拝見できない如意輪観音坐像と弘法大師像と不動明王像と聖観音像の他、弁財天像や毘沙門天像、役行者像など貴重な寺宝が間近で拝見できるので、興味のある方にはオススメします。
今回初めて気がついたのですが、小さな聖天像(歓喜天)が飾られていたのでビックリしました。
聖天さんはどこのお寺にお参りしても絶対秘仏で、お目にかかったことがありませんでした。
御朱印と融通小判を頂戴しました。
融通小判は毎年新しい物をいただいて、財布の中に入れておきます。
年に一度の貴重なご開帳なので、また来年も元気で参拝できますように。
本堂
大師堂
参拝後、近くにあるレストラン「T he TERRAC E」で美味しいランチをいただきました。