皆さま、こんにちは。

清荒神の『風雷堂』の林 明鏡です。

昨日のブログ「中山寺へ」の続きになります。




(平成29年に再建された五重塔 『青龍塔』)


昨日、仕事の帰りに中山寺駅で降りて、夜の「星下り大会式🌟」を初めて見てきました。


年に一度、8月9日に西国三十三所全ての観音さまが中山寺に参集され、四万六千日参拝するのと同じ功徳が得られると言われています。






本殿前の広場で午後7時半から和太鼓の奉納演奏がありました。


とても息の合った演奏で、楽しそうに(すごいハードだと思いますが)リズムを刻む太鼓の音が身体に響きました。


演奏の一部ですが、よろしければご覧ください↓








そして午後9時から本堂において僧侶による「大般若経転読法要」が執り行われ、その間に参道沿いにある五カ院の塔頭(たっちゅう)に属する講の若者が、おねりをしながら「梵天」を授かるためにワッショイワッショイと参道を登ってきます。


「塔頭」とは高僧の没後に弟子がその遺徳を慕って大寺の傍らに建てた塔や庵が起源といわれ、大寺に属する子院を指すそうです。




「星下り大会式」は、もっと静かな厳かなお祭りなのかと想像していたのですが、実際はとても迫力がある男気溢れるお祭りでした。


一部分ですが、こんな感じです↓








そして各講は、授かった梵天を掲げて参詣者へ功徳を振り撒きながら、順に各々の塔頭まで下っていって、お祭りが終わります。



歴史のある「星下り大会式🌟」に少しでも参列できてよかったです。


きっと観音さまのご利益を頂けたことでしょう🍀


今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。