10/31 人間国宝十四代 酒井田柿右衛門の商品が納品されました。 | アートギャラリー名工

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アートギャラリー名工、WEB管理担当の渡辺です。


昨日から本当に寒くなってきましたね~。

あまりにも寒かったので、

私はクローゼットに仕舞っておいたダウンジャケットを出しました。

つい先月まで半袖で過ごしていたのが嘘のようです(;´・ω・)


寒くなるにつれ、年齢を感じるようになったのは私だけでしょうか??

寒くなって何だか膝が痛い・・・。


世◎谷自然食品のグルコサミン、コンドロイチン…。

CMを見ていて、どこか他人事だった去年の今頃。


膝なんて痛くなるわけないじゃん。


鼻で笑っていた去年の私は馬鹿。

加齢と共に痛くなるんだね、膝。

今は真顔でペンとメモを持ってテレビを見ている私です。



さて、先週沢山の新商品を撮影しておりましたので

皆様にご紹介したいと思います。


本日皆様にご紹介したいのは

人間国宝十四代 酒井田柿右衛門の商品です。


酒井田家は肥前有田の大変伝統ある名門の陶家です。

初代酒井田柿右衛門は赤絵の創始者と言われ、

その技法は江戸時代から370年以上も継承されています。


柿右衛門の素地は、柔らかくて温かみのある乳白色で

その歴史は17世紀に有田泉山で白磁鉱が発見され、

日本で初めて磁器の焼成に成功したのが始まりと言われています。


その後、有田柿右衛門の磁器は、ヨーロッパ等への輸出によって広がり

より白く傷や歪みのない素地を作る技術も急速に発展し、

柔らかい乳白色の素地の上に余白を残し、

繊細な絵付けをしたデザインの作品が作られるようになりました。


その後、乳白色の素地だけでなく、

青味を帯びた白磁や染付を用いた素地にも、

同じような雰囲気の色絵を施したものが作られるようになりました。


柿右衛門様式の色絵磁器は、江戸時代から国内や国外でも高く評価され、

当時のヨーロッパの貴族は、宮殿や邸宅を飾るために

柿右衛門様式の色絵磁器を競って手に入れようとしたそうです。


十四代酒井田柿右衛門は、1934年に十三代の息子として生まれ

多摩美術大学日本画科で日本画を学び、

卒業後に父親に弟子入りします。


下積みを重ねたのちに、父と祖父が蘇らせた「濁手」の技法を学び

1982年に、父の死を受けで十四代目を襲名。

翌年アメリカ合衆国で

「クローズ・アップ・オブ・ジャパン・イン・サンフラシスコ」

にて海外で初出品し、

サンフランシスコ市長から名誉市民号を贈られます。


「十四代目柿右衛門展」は国内だけでなく海外で高い評価を集め

2001年に重要無形文化財「色絵磁器」の人間国宝に認定されます。


今回出品します作品は2点あり、

どちらも状態も大変良く、共箱と栞が付属されています。



人間国宝 【十四代 酒井田柿右衛門】作 錦マグカップ



<状態> 総じて非常に良好な状態です。

<付属> 共箱・布・栞

<サイズ> H12.0×7.3cm



人間国宝 【十四代 酒井田柿右衛門】作 錦柿文湯呑



<状態> 総じて良好な状態です。

<付属> 共箱、栞

<サイズ> H 8.0×6.7cm



他にも今泉今右衛門やバカラなど

素晴らしい逸品が沢山出品されますので、

この機会をお見逃しなく!!



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