アートギャラリー名工、WEB管理担当の渡辺です。
先日旦那さんが歴史のTV番組を食い入るように見ていました。
寝りゃいいのに、夜中に・・・(-_-;)
そんな歴史好きの旦那さんを見ているとふと考えます。
世の中、こんなに科学が発達しているのに、
なんでタイムマシンを大々的に作らないんだろー？？と。
ちなみに物理学者の従兄のお兄ちゃんの話では
タイムマシンの制作は論理的には可能なんだとか。
近代史は除いて、歴史の殆どは推測ですよね。
その謎がロマンと思えばそれも良しなのですが
タイムマシンを作って修学旅行で見に行ったら
それはそれで凄い勉強だと思うんですけどね。
よく小説にもありますが、
何かの間違いで未来人の私達が関わる事で
歴史が変わっちゃうのが良くないから作らないのかなー？
と、子供のように歴史番組を見ている旦那さんを見ていると
色々考えてしまうワタシなのでした。
ちなみにうちの2歳10か月の娘は、
「動物のお医者さんになりたい！」と
我が家のワンコを動物病院に連れて行くたびに言いますが
（昨日はお姫様になりたいと言っただろー！）
とツッコみたくなります。
日に日に将来の夢が変わるおチビさん。
タイムマシンを使って20年後の彼女が見てみたいです。心配で・・・(^▽^;)
それでは先日撮影しました商品を今日はご紹介したいと思います。
商品の写真は一部抜粋していますので
詳しい商品画像に興味を持って頂ける方は
後日出品されるオークションをご覧ください(^-^)/
オークションストアはこちらからどうぞ！
こちらの作品は、十三代 今泉今右衛門の色鍋島薄墨桜文水指です。
十三代 今泉今右衛門は、大正15年に12代今右衛門の長男として
佐賀県西松浦郡有田町に生まれます。
昭和24年 東京美術学校図案部卒業し
昭和32年に日展入選、昭和33年に佐賀県展にて最高賞受賞
その後も数々の展覧会で受賞をし、
昭和40年には日本工芸会正会員に推挙されます。
十三代 今泉今右衛門は、
若い頃から独自の色鍋島の制作に意欲を燃やしました。
昭和50年、十三代を襲名すると
改めて「色鍋島今右衛門技術保存会」をつくり、
重要無形文化財の総合指定を受けました。
また、染付吹墨・薄墨吹墨の技法を確立し、
平成元年には重要無形文化財「色絵磁器」で
人間国宝の認定を受けました。
今回出品しました作品は、落ち着いた灰色に赤と青の発色が美しく
最高峰の絵付け技術によって描かれた淡墨桜文が
上品で趣きあり、その色合いに目を奪われるような作品です。
伝統と歴史あるフランスの高級クリスタルブランド
「ラリック」の豪華なロジェシリーズのボックスです。
藤色のパチネ彩色により、ブドウと鳥のモチーフで美しく描かれた
独創的な蓋が最大の特徴であり、
1926年に巨匠ルネ・ラリックご本人がデザインされたことで有名です。
パチネ彩色とは『古色をつける』という言葉から来ており、
ブロンズ彫刻の仕上げ方法に使われた言葉で。
ラリックは浮き彫り装飾のディティールを浮き立たせるために使用しました。
パチネとはアラビアゴムを主体とした液に顔料を溶かしたもので、
顔料を含んだ溶液は、ガラスに染み込むのではなく、
乾燥後ガラスの素地の表面にしっかりと固着します。
蓋の上部11か所につけられた丸い透明な部分は、
半球型のカボションのクリスタルです。
そのため中に入れたものが光の屈折により歪み、
箱に中に入れられたものが反映して不思議な文様となる面白さがあります。
個性的でエキゾチックなデザインで
1926年に作成されたにもかかわらず、
今でも百貨店等のラリックの専門店で見かける
時代を超えた完成度の高いお品です。
1770年に世界初の自動巻き懐中時計を発明したアブラハム・ルイ・ペルレ。
（のちに彼は“自動巻時計の父”と呼ばれるようになります。）
その後、1777年にスイスの高級時計メーカーとして創業し
創立250年を迎える今日においても、
自動巻き時計のパイオニアとして広く世界に知られ
時計通にはたまらないブランドです。
今回撮影しましたsakura（サクラ）edition（レディース）は
世界限定100本の希少品です。
キリリとしたブラックベルトに、桜のデザインのムーブメントが
とても愛らしいデザインとなっています。
外箱や内箱、取扱説明書などが付属されており
内箱のクッションが少し破損しておりますが、商品本体は大変美品です。
シャープな印象の中にも、女性らしい優しい印象のデザインです。
後日当店のオークションストアに出品されるはずですので
是非チェックしてみて下さいね。
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