山口県の木材を使う理由 | 『未来への日記』

『未来への日記』

『人生の舞台をつくる。』
元住宅会社経営、現在は食品物販・デイサービス経営・民泊&不動産オーナーのブログ

 
およそ10年前から、山口県産材を活用した家造りをしています。
数年前から、ほぼ天然乾燥(最終的には短時間ですが乾燥窯で人工乾燥します)の木材を使った家造りをしています。

当社は現在、山口県内では最も多く山口県産材の家造りをしている住宅会社です。
山口県には山口県産材を活用した家造りに対して50万円の補助金を出しています。
クリアしなければならない家造りの基準はありますが、山口県民の方にとっては良い事だと思います。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a16700/yamaguchi-kinoie/kinoie.html



地域で採れた木材を活用することは・・・

1.地域の林業活性化
2.二酸化炭素の排出削減
3.地域の森林環境の保護
4.地産地消による家造りへの愛着
5.海外の森林破壊防止


につながります。
国内の木材は使われなさ過ぎて、採ってあげないといけない状態になっており、逆に海外の木材は伐採されすぎて困っています。
運搬時にも二酸化炭素が排出され燃料の無駄遣いにもなります。
また間伐することにより森林環境が改善され、地域の水害を防止することにもつながります。

僕はただ安いからという理由で外国産材を使うのはよくないと思うのです。
また接着剤で柱状にした集成材を多用するのも、そこまで推進するものではありません。
山口県で家造りをされる際には、できれば、山口県産の木材を活用していただきたいと思っています。