「残虐記」 桐野 夏生すごい、と思った。 桐野夏生の想像力がだ。 この本には色んな種類の感情や思惑、虚無感、愁傷が入り組んでいる。 人間は生き続ける為に、様ざまな出来事から学び、消化し、受け入れる。 精神と肉体は、確実に繋がっていて、どちらかだけでも強いダメージを受けるとバランスをとろうとするのだな。 普段、意識しない事なんだけど、それがとても恐ろしいと感じた。 ¥1,470 Amazon.co.jp残虐記/新潮社