ども、名人です。
今日の東京の空も秋空が広がっています。
気温も爽やかで、とても気持ち良いですね。
さて、今日のブログも皆さんからのブログネタ募集に頂いたコメントから書いていきます。
>高橋名人物語のホントとウソ 微妙にホントかもってのもあれば 明らかにデマだってのも聞きたいです 小学生で灯油運んでた? ヨーヨーの腕前もスゴイ? 小学校の銅像のつっかえ棒はガチ? 蜥蜴の尻尾を食べるの? 中学校は砲丸投げの選手? ハドソンの社長は普段もカウボーイハット? などなど
という事で、河合一慶先生が描いてくれた高橋名人物語の事を書いてみたいと思います。
高橋名人物語は、1986年の春くらいからコロコロコミックに連載が開始されました。
この時の編集担当者は、コロコロコミックでタミヤさんを担当していたKさんでした。いつもは、タミヤの前ちゃんと仕事をしていたので、そんなに会話をした事が無かったのですが、1985年の年末に近い頃、突然電話が掛かって来て
「来年の春くらいから名人を元にした漫画を展開したいので話を聞きたい」という事だったのです。
そこで、確か飯田橋辺りの喫茶店で河合先生と出会いまして、子供時代の話を中心にしたのを覚えています。
そして、その時に話をしていたのですが、それが河合先生の中でどんどんと広がっていったというか、私は料理の素材でしか無かったんですよね。
その栄えあるネタがこちらの「ウンチで蝉を捕る」というモノ。
この話の元としては、当時は蝉がたくさんいたので、皆で「誰が先に蝉100匹捕るか?」というレースでした。
だから蝉を捕るのはホントなんですが、その後のウンチでというのはウソになります。(w
ただし、この原稿が、漫画の最初のネームの時に見せて貰っていたら反対していたと思うんですけども、私が見たのはもう墨も入っている状態だったので修正する時間など有りませんでした。
まぁ、その時には「コロコロだしなぁ…」という事でOKを出したんです。というか、その後も、出来上がった原稿を見ているだけで私の意見などは介入出来ませんでした(w
で、そんな状態だったのですが、コメントの質問に答えていくと…
・小学生で灯油運んでた?
これはホントで、小学3年生の時から手伝っていました。
ポリタンクが18Lなので約18Kg有りますので、筋肉の強
化になったと思います。
・ヨーヨーの腕前もスゴイ?
私が小学生の頃にも、コカコーラ社がアメリカンヨーヨー
のチャンピオンを連れてイベントをやっていました。
その関係から私も練習する様になりました。
今で言うハイパーヨーヨーなんでしょうけども、基本的
な技くらいなら出来ていましたね。
・小学校の銅像のつっかえ棒はガチ?
名人物語巻頭のグラビアに写真が載っていたと思います
が、これはガチでした。
一度取材をしに小学校に行った時に支えられていました。
・蜥蜴の尻尾を食べるの?
まさか食べませんよ。なのでウソです。
・中学校は砲丸投げの選手?
砲丸投げの選手という事ではなくて、私は3種競技Bをやっ
ていました。
その競技は、400m走、走り幅跳び、そして砲丸投げだっ
たんです。一応中学3年生の時の札幌市の大会で優勝もし
ましたよ。
・ハドソンの社長は普段もカウボーイハット?
はい、これはホントです。
テンガロンハットが大好きで、パーティなどのイベントに
もかぶって参加していました。
こんな感じですが、名人物語の中にはもっと細かなネタが多かったですね。
例えば熊と腕相撲をしていたとか、「札幌抜け」とかは河合先生のアイデアです。
ちなみに、私の兄妹も出演していますが、名前は本名ではありませんけど、ハドソン関係者はほぼ本名でした。
では、今日も一日楽しみましょう!