ども、名人です。
今から37年前の今日、10月30日にPCエンジンが発売されました。
この写真は、PCエンジンとCD・ROMドライブを組み合わせたモノになります。
最初は本体のみですが、PCエンジン本体の後部には各種信号が出ているインターフェイスが有って、拡張性が広がる様に設計されていました。
ところで、PCエンジン本体に関する話は、今までにも何度かしているので、今回はその2年後に発売された
PCエンジンシャトルについて書いて行きたいと思います。
PCエンジンシャトル 1989年11月22日 18,800円
PCエンジンよりも6000円安い価格設定になっていました。
このシャトルが発売されたきっかけとしては、CD・ROMが発売された後になりますが、当時のCD・ROMは消費税ではなく物品税だった事も有って税金が高かったんです。
それで、最初の写真の様なセットにすると約8万円という価格になってしまった事で、子供には手の届かない状態にもなっていたのです。
そこでアンケートを取ると、Huカードしか遊ばないという子供が多かったのです。
そこで、価格を下げる為に、本体に付いていたインターフェイスを取り外し、基本的にHuカードのゲームを遊べるだけのゲーム機を発売する事にしたのです。
そしてデザインに関しては、宇宙船をイメージして未来感を演出しています。
それが良かったかどうかは別として…
ただ、周辺機器が全く使えないというのも困ったモノで(汗
出してみるとどっちもどっちだし、6000円追加してでもインターフェースが欲しいというユーザーさんも多かったと思います。
ただし、「天の声」の様なバックアップも使えなくなる事でシャトル専用設計のバックアップユニットは発売されています。
ではでは…