ども、名人です。
今日の東京の空は、薄曇りと晴れが半々といった感じですね。
気温は爽やかです。
さて、今回は以前ブログネタで頂いた
>みんな持ってたジョイカード。 開発秘話が有れば、教えて欲しいです。(^o^;
という事ですので、ジョイカードについて書いてみたいと思います。
皆さんの記憶に有るのはこちらの「JoyCard mk2だと想います。
なぜマーク2なのかと言えば、最初に出したのが、MSX用だったからです。
MSXの時にはコントローラーだけという感じでした。
1985年に全国キャラバンでスターフォースをプレイしていた分けですが、当時のゲームでは当然の様に自力で連射をしなければ高得点を取る事は出来ません。
しかし、試合の時は別として練習の時くらいは、連射が自動で出来た方が良いだろうと考えました。
そこで、あまり電子回路に詳しくないので、いろんな人に意見を聞きながらトランジスタを組み合わせて作った回路を、ファミコンのコントローラーに仕込んだのが最初です。
そこから、岡田節夫さんがIC回路を設計し、連射を2段階の1秒8発と1秒16発で作ったのがマーク2になります。
ただ、設計は1秒8連射と16連射だったのですが…
当時のICの品質に違いが有りすぎていて、個体差で1秒15連射しか出来ないのが出て来たのです。
そこでパッケージには、15連射と表示する事にしたのです。
もしも16連射と書いていても15連射しか出てないと問題ですが、
15連射と書いているのに16連射出ていれば嬉しいでしょう?
本体のサイズは、大人でも握りやすいサイズにして、ケーブルはTVから離れて遊べる様に1.5mにしました。
デザインなど、ファミコンのコントローラーに合わせたのが、逆に皆さんに受け入れられたと思います。
では、今日も一日楽しみましょう!