ども、名人です。
今日の東京の空は、大部分が雲で覆われています。
気温は昨日よりも暖かいので、Gジャンを着て来たら暑いと思いました。
今週末は30度近くにまで上がる様ですが、皆さん水分補給はちゃんとしましょうね。
さて、昨日に続いて1985年のキャラバンの話を書きたいと思います。
今回はディスプレイに関してです。
この写真は、1985年の新宿大会の時のですが、新宿はハドソンの東京支社も有ったので、スタッフの人数が多かったです。
しかし、通常のスタッフは、私、MC,ドライバー2名、そしてディレクター、そして営業担当という感じでした。
現在、様々なイベントでは、ステージ周辺のディスプレイは凝った作りをしていると思います。
しかし、これは、前日までにステージを作った後に、ディスプレイをする時間が有るからなんです。
その点、85年のキャラバンにはそんな時間は有りませんでした。
イベントを開催させてくれる会場は、前日の閉店後に場所を空けるという作業をしてくれていたのはありがたかったですが、それすらも出来ていなければ、10時に参加者を入れる事は不可能だったと思います。
朝のスケジュールとしては、
7:00 ホテルのフロントで待合せ後会場へ移動。
7:30 現場着。機材の搬入&セッティング
10:00 店舗の開場と共に、参加者を開場内へ呼び込む
10:30 午前の大会開始
13:30 午後の大会開始
ディレクターは、次会場へ先乗りし事前打合せ
16:00 大会終了 撤収開始
18:00 キャラバンカーは次の開催場所へ移動
私とMCは、公共交通で次の開催場所へ移動
21:00 反省会とディレクターより、搬入方法や会場の場所など
の確認を行う
と言った感じですので、大体2時間ほどで搬入と会場のセッティングをしなければいけません。
実作業としては、テーブルを並べ、モニターとファミコンを10台セッティング。
PA(音響)のセッティング。
それが終わったら、装飾関係を行う。といったところでしょうか。
この短時間で、それらが出来るのか?というのが問題になりました。そこで、出来るだけ簡単にディスプレイする為には、プロジェクターのスクリーンの様に「広げればそれで終了」というのが良いのではないか?という意見が出たので、それを採用する事になりました。
そのちゃんとした写真は無いのですが、こんな感じです。
ステージの中心にはモニターがありますので、参加者がプレイする両脇の奥にこれを置き、そして中心の上部には横断幕をぶら下げる。
こちらは、1986年のスターソルジャー大会の時の横断幕です。
後は、もしもポスターが有ればそれを貼る。
という感じで、本当に簡単にディスプレイする事が出来る様になりました。
今、振り返っても、これ以上は無理だったと思いますね。
まぁ、参加者の皆さんは、ゲームプレイが出来れば満足してくれたと思うので、良かったんじゃないかと思います。
では、今日も一日楽しみましょう!