ども、名人です。
今日の東京の空は雲で覆われています。雨も小雨ですが昨晩から降り続いてます。その影響か気温は低いです。
さて、今日は前回までのキャラバンの話の続きをしたいと思います。
前回は、テスト大会のところまでだったと思います。
無事にテスト大会が終わった事で、早速反省会が行われました。
まず大前提として、2分間の予選と5分間の決勝に問題が無い事が確認されました。
その次は、大会の運営方法になります。
対象が小学生と言う事も有って、全体の時間は2時間から2時間半で終えた方が良いだろうという事になりました。
2分間と言うことは、ゲームだけを行うならば、2時間で60組がプレイ出来ます。1組が10人として最大で600人になります。
そこで交代の時間や並ばせる時間、そして大会のルールや運営に関する説明時間などを考慮して、最大参加人数を250名としました。
1組がプレイして、その点数を確認し次の組に交代する。
この流れを5分で行えば、ゆとりある大会進行になりそうです。
その後に10人による決勝を1〜2組行い、上位3名の表彰式を行うまでが2時間半以内で収まりそうだと言う事になりました。
この時に問題として出たのが、タイマーに関してでした。
手にストップウォッチを持っていて2分間を計測するのも良いのですが、プレイしている人はもちろん観客にも残り時間が分かった方が良いだろうという意見が多数を占めたのです。
そこで、そういう大きな時計をレンタルする方向で調査したのですが、なんとその価格が100万円ほどだったのです。
キャラバンは南北の2チームですので、当然倍の200万円がかかってしまいます。
まさかそんな予算が取れるわけも無く…
そこで出て来たのが、ファミコンを使ったタイマーでした。
ゲーム大会ですので、プレイする為のモニターはもちろんですが、観客用にも28インチのモニターを2台持っていく予定ですのでその1台を使ってタイマーを表示すれば良いのでは?という意見が出て来ました。
早速開発に相談したところ、早速作って貰うことになったのです。誰が作ってくれたのかは記憶に無いのですが、確か中本伸一さんじゃ無かったかなと思います。
そのタイマーは
タイムを設定(1〜10分間)
スタートボタンで、カウントダウン開始
残り時間が0になったらブザーを鳴らす
とたったこれだけの事でしたので、プログラムの制作時間はほんの1時間でした。いや、実際には1時間も掛かってないと思います。
その後、それぞれのチーム用に4個のタイマーカセットを作って、終了となりました。
今、計算してみると費用はいったいいくらだったんでしょう?
ROM代に基板代にブランクカセット代、そして中本さんの1時間ほどの時給。
あ、それと私がROMをハンダ付けしたので、私の1時間ほどの時給も入ります(w
それでも100万円が1万円ほどで済んだのは助かりました。
さすが開発会社です。
では、今日も一日楽しみましょう!