ども、名人です。
昨日のXでPCエンジンGTを見かけたので、ちょっと書いてみようと思います。
PCエンジンGTは、90年12月に発売しました。
当時の価格は44800円です。
画面はTFT型のバックライト付きのカラー液晶になります。
このGTは、前年に発売したゲームボーイに対抗するという事もありましたが、全国キャラバンに来場していたユーザーが、PCエンジンとモニターを並んでいるところに持ち込んでバッテリーで練習しているのを見た事も影響しています。
そんなに大変な事をしているならば、持ち運び出来るPCエンジンを作っても良いんじゃないか?と…
と言う事で、作り始めたのですが、当時のバックライト付きTFTは、非情に消費電力が多かったんです。
今の様にニッカドバッテリーが無い時代ですので、アルカリ乾電池を6本も使わなければいけませんでした。
乾電池1本が1.5Vですので、6本で9Vになります。
そして9V必要で有った為に、充電式の乾電池は使う事が出来ませんでした。なぜなら、充電式の電池は1.2Vしかなく6本で7.2Vにしかならないからです。
しかし、単三型だったのでアンペア数はしれていますので、3時間くらいでバッテリー切れになってしまいます。
ただね、どんなに当時の高性能な液晶を使っていたとしてもやはり2.6型というサイズでは、難しいゲームも多かったです。
後、動作しないゲームも数点有りましたね。
そういう意味では、この後に登場したPCエンジンLTの方が私は好きです。
ただ、こちらは99800円もしたんですよね…
なので問題は価格だったと言って差し支えないと思います。
では、今日も一日楽しみましょう!