ども、名人です。
今日の東京の空は雲で覆われています。
気温もグッと下がってますね。
私の札幌の実家の方でも大姪がインフルになった様ですが、皆さんも注意してくださいね。
さて、昨日のブログではドクペの話を書いたのですが、tfff1000さんからのコメントで
>さて、今日はネタがずっと思いつかないので、
僭越ながら、今日はCD-ROM2の誕生日かと。
といただきました。
まぁ、忘れてましたね。
という事で1日遅れですけども、CD・ROM²の事を紹介したいと思います。
発売は、1988年12月4日なので、PCエンジンの発売から約1年後になります。
同時に発売したのは、PCエンジンと接続するためのインターフェイスユニットのIFU-30です。(写真の上のグレーな部分)
PCエンジンDUOの様に、最初から一体化させたのも計画されていたのですが、この当時は消費税ではなく物品税が掛かっていました。
特にCD関連には物品税が必要だったため、PCエンジンと分割しないとより高価になってしまったのです。
本来はCDのゲームにも物品税が必要だと税務署からは言われていたらしいですが、ゲームの内容を見せて「子供向け」だと言う事を主張したところ、CDには税金は掛からなくなりました。
まぁ、その後1989年4月からの消費税では全部が対象になりましたけどね…。
さて、このCD・ROM²(読み方はシーディロムロム)は、容量が650MBあります。
音楽を入れるのであれば74分間になります。
これは楽曲で1番長いのがベートーベンの第9なので、この長さに合わせたと言われていますね。
最初のCD・ROM²は、今の様に16や32倍速ではなく等倍だったので、読み込む速度も遅かったのですが、しかしそれ以上にCD音源を聴きながらゲームを遊ぶという事の方がインパクトありました。
が、開発としては、この1枚にファミコンのボンバーマンが2万本くらい入る容量なのです。
それを埋めるにはどうしたら良いんだ?という事の方が大きくて…宣伝や営業にまでCDの活用を考えろという指令が来ていました。
で宣伝から出していったのが百科事典の様な容量を活用した
ビックリマン大事界だったりします。
とにかく最初の1年間は実験的な内容のモノが多かったのも事実です。
それが開花したのは、天外魔境2やイースⅠ・Ⅱからですね。
今は当たり前の光学ディスクですけども、この先もどんどんと容量が大きくなっていくんでしょうね。
では、今日も一日楽しみましょう!