ども、名人です。
さて、今から39年前の今日11月2日に、任天堂さんより
四人打ち麻雀 が発売になりました。
このゲーム、なぜ取り上げるかと言うと、開発がハドソンだったからです。
1980年の前半頃にはパソコン版を含めて数多くの麻雀ゲームが発売になっていました。
しかし、そのほとんどは、CPU側の配牌や引きの部分でズルをしているなどで、なかなか勝てませんでした。
そこで、1983年にハドソンに入社して来たプログラマーの飛田さんが、
「CPUの配牌をオープンにしても大丈夫な麻雀を作る」と言って作り始めたのです。
私の記憶では、CPU側のアルゴリズムに悩んでいた様で、かなりの時間が掛かっていましたが、そのゲームは「ジャン狂」というタイトルで無事に発売されました。
そして、それをファミコンに移植したのが今回の「四人打ち麻雀」なんです。
どういう流れで、ハドソンがファミコン版を作る様になったのかは分かりませんけども、ハドソンがファミコンのサードパーティとして参入する事が決まった直後に、なんらかの交渉が有ったものと思われます。
また、私の記憶が正しければファミコン版の開発は、PCエンジン版「THE 功夫」の植山さんが担当していたと思います。
宣伝として、このゲームには関わっていませんでしたので(全てを任天堂さんがやっていたから)、そのうちに詳しい話を聞いてみたいところです。
ではでは…