ども、名人です。
今日の東京の空も晴れ間が広がっています。
気温も、9月に入ったのに下がる気配を感じられないのですが、それでも日差しは多少は柔らかくなってきたのかなとは思います。
さて、日にちには何の関係も無いのですが、今日は1995年に任天堂さんから発売された「バーチャルボーイ」用として発売した
バーティカルフォースについて書こうと思います。
こちらがバーチャルボーイです。
このバーチャルボーイ(以降VB)は、3D影像を見ながら遊ぶ事が出来るというゲーム機でした。
まぁ、その販売数から任天堂さんの黒歴史と言われていますが、これを「ゲーム機」と言うのではなく、横井軍平さんが最初に目指していた3Dで遊べる「おもちゃ」と捕らえるならば面白かったと思います。
ただ、ファミコンの後の1989年のゲームボーイ。
そして1990年のスーパーファミコンというゲーム機に続いて発売された事で、ユーザーの期待度は高かったと思います。
当時のハドソンも、このVBが発売になる事でそれなりの期待を持ち5本のゲームタイトルを発表していますが、その全てが発売される事はなく、結局は2タイトルのみの発売となりました。
その1本が今回紹介する「バーティカルフォース」です。
このゲームはスタソルの流れを組んだシューティングゲームですが、VBの特製を使う為に、時期を手前側と奥側に移動させる事で、立体感を出していました。
今回紹介しているのは、左目で見ている画像になります。
VBは、一人で画面を見ながらプレイする機材だったので、イベントの時には説明が出来ないので、どうしようと思っていましたが、シャープさんから発売されていたプロジェクターを改造して、立体眼鏡を使えば観客の皆さんにそのゲームプレイの様子を見て貰う事が出来ました。
が、その改造には1台100万円掛かり、さらにはⅠ度改造すると元に戻せない。すなわち普通の影像を見る事が出来なくなるというモノだったので、社内では1台のみ改造をして、ゲームの開発具合を皆で確認していたという感じで、イベントで使う事はありませんでした。
とにかく、早過ぎたVRなのでしょう。
その考えは横井軍平さんらしく面白いなと思います。
が、開発側と会社側の認識の違いが有ったのかもしれないですね。
この流れは、ファミコンのディスクシステムでも言えますけど…
では、今日も一日楽しみましょう!