ども、名人です。

 

先ほど、ニンドリさんの付録

「ファミリーコンピュータ任天堂タイトル大全」を見ていて懐かしかったのでそれを紹介します。

 

それはこちら

 

 

写真の手前がその付録のページなんですが、中断のカートリッジを見て頂くと、左ページはFCのラインデザインで、右ページはイラストが印刷されています。

 

この仕様の違いが何時からだったのかは、ちゃんと覚えていないし、実際のカセットを見ても分からないのです。

 

と言うのは、84年2月に発売した「ワイルドガンマン」はイラストなんですが、同じ84年10月の「デビルワールド」はラインデザインなんです。

ちなみに、上の写真の「ドンキーコング3」は84年7月。

「デビルワールド」は84年10月発売なんです。

 

ハドソンのカセットは、85年4月に発売した「チャンピオンシップロードランナー」までがラインデザインで、85年6月に発売した「スターフォース」からがイラスト仕様になっています。

 

 

これを逆算すると、任天堂さんからラベル(2色印刷)からイラスト(4色印刷)になるという連絡は85年の2月くらいのタイミングで来ていると思います。

 

しかし、それよりも早くに任天堂さんのラベルでイラスト仕様が出ているのを見ると、しばらくの間はテストをしていたと判断するしか無さそうですね。

 

サードパーティのメーカーとしては、提示された時から変更せざるを得ないのですから、ここら辺はしょうがないのかもしれません。

 

ちなみに、ファミコンのゲームカセット周りには2社の印刷会社さんが入っていて、1社がカセットラベルを。

そしてもう1社が、パッケージとマニュアルを担当していました。

私が印刷関係を見る様になってから、まだ36年ほどですけども、なんか任天堂さんとのやり取りが懐かしいです。

 

 

ではでは…