ども、名人です。
今日の東京の空は夏空です。気温は爽やかですね。少し涼し過ぎるくらいかもしれません。
そして、今朝の私の体温は36.1度でした。
さて、昨日の坂本龍一さんのブログを書いたのでPCエンジン版の「天外魔境ZIRIA」を遊んでみたくなりました。
ただ、オリジナル版だとちょっとリード回数が多いので、Super CD版を探したのですが見つからず…
PS3版でアーカイブが有ったと思ったのですが、現在PS3を遊ぶ環境が無いのでどうしようかと思っているところです。
「天外魔境ZIRIA」は、PCエンジンのCD-ROM2で発売されました。
CD-ROM2が発売されたのは、PCエンジンが登場してから1年ちょっとしてからの1988年12月4日の事です。
この時のロンチタイトルは
「ファイティング・ストリート」
「No・Ri・Ko」
その後に、CD-ROMの大容量を使ったデータベース
「ビックリマン大事界」
そして翌年1989年3月には「コブラ 黒竜王の伝説」
そしてハドソンのCD-ROM2用タイトルとして5作目に「天外魔境ZIRIA」が発売されました。1989年6月30日の事です。
前年に発売されていたドラクエ3の500倍以上の容量を使い、当時CD-ROM2で出来る事をふんだんに取り込んでいたのですが、プログラマーがまだ慣れていない時期でもあります。
登場キャラクターの音声を全てCDの生音にする事も構想には合ったと思いますがしかしそれは、余計なアクセスを増やす事に加えてそれ以外のロード時間の長さが増えることや、記憶容量の割にはPCエンジン本体のメモリーの少なさにより実現出来ませんでした。
しかし、それ以上にこのタイトルから以降の作品に与えた影響はかなり大きかったと思います。
プログラマーもCD-ROM2の使い方に慣れていき、本体もSuper CD-ROM2になった事で本体メモリーの容量も増えた事も含めて出来た作品がこの後に続く「天外魔境Ⅱ」や「イース1・2」なのです。
天外魔境ⅡのPVを作る時に原作者の広井王子さんの前でプレイしたのですが、その時に広井さんが発した一言
「やれば出来るじゃない!」
これは逆に言うとZIRIAに不満が有ったからなのでしょう。
広井さんがZIRIAのどんな部分をどうやりたかったのか?
今度お会いした時にでも聞いてみたくなりました。
では、今日も一日楽しみましょう!