ども、名人です。
昨日、驚きと悲しみのニュースで知りました。
以前癌の治療をしているとは聞いていましたが、寛解したという事も聞いていたので、安心していましたが…
非常に残念です。
私が坂本龍一さんにお会いしたのは、1985年の秋を過ぎたくらいだったと思います。
ファミコンの音楽に興味を持った坂本さんが、市ヶ谷に有ったハドソンを訪れてくれました。
その時代は、私もYMOに夢中だった時代で、自分で打ち込みをしていた時期でもあります。
そんな坂本さんに直接お会い出来るなんて、本当に夢の様な時でした。もし今の様にスマホがあれば、2ショットを撮らせて頂いていたと思います。
その時は、あまりにも坂本さんの考えているゲーム音楽とファミコンで実装出来る音楽に開きが有りすぎたので、坂本さんの考えている事が実現出来そうならお声がけさせて頂くという事になりました。
そして、1988年にPCエンジンのCD-ROMが登場した時、やっと坂本さんに声を掛けることが出来ました。
その作品がこちらの「天外魔境 ZIRIA」でした。
登場キャラクターがしゃべるというのはもちろんですが、CDによる生音源を聞きながらのオープニングは、この当時は最先端だった事もあり、そこに坂本さんの音楽が花を添えてくれました。
それからのゲーム業界は、坂本さんが考えていた音楽を充分に発揮できる様になったと思います。
そして、なんらかの形で、もう一度仕事をしてみたかったです。
本当に残念です。
謹んでご冥福をお祈りいたします
合掌