ども、名人です。

 

これ昨日のニュースだったのかな?

アメリカ領土に入っていた中国の気象観測と言っている気球を、F-22戦闘機(ラプター)のAIM-9Xミサイル(サイドワインダー)で撃墜したというのを見ました。

 

当初、簡単に考えていたので、機関砲で撃った方が、落下速度も遅くなるのではないか?わざわざサイドワインダーで撃墜って大げさな。と思っていました。

 

 

しかし、情報をいろいろ見ていると、それが間違いだった事に気がつきました。

 

まず、気球が居た高度が7万フィート近くだった事です。

この6万フィートを超える高度では、空気が薄いので戦闘機の動翼が効かず、細かな操作が出来ません。

勢いよく7万フィートまで上がったとしても、放物線を描きながら落下してしまうので、普通の戦闘機で気球を狙うのはほぼ不可能なのだと思います。

その点、着陸で滑走路が無くても良い、推力偏向出来るF-22では、ある程度狙う事が出来ると思われます。しかし、戦闘機の前方に付いている機銃では難しく。ゆえに、サイドワインダーを使い、気球を狙える6万フィートあたりからの攻撃だったのではないかと思われます。

 

それ考えると、F-22を使ってサイドワインダーで破壊と言うのは、一番の最善策だったのではないかと思いました。

 

それにしてもAIM-9X(サイドワインダー)は、1発90万ドル近いと思われます。

こんな事に90万ドル+F-22の燃料費に人件費などを考えると

1億円近い費用が掛かるのですから大変ですね。

アメリカとしても、ある意味、高高度の実戦敵攻撃が試せたのですから良いのかもしれませんが…